これ、レシピを紹介するまでもないようでいて、ちゃんとポイントがあります。
まず無添加ベーコンをカリカリに焼いて出てきた油を半分ほどごはんにかけること。
無添加ベーコンの脂はうま味がたっぷり詰まっていますので、
使わないともったいない! 後で卵と混ぜたときに抜群においしくなります。
もうひとつ、アジアの卵焼きのように、多めのなたね油で周りをカリッカリに焼くんです。
これが香ばしくて最高においしいんです。
ただそれだと黄身にも火が入りすぎてしまいますよね…。
白身はカリッと、黄身はとろ~りでいきたい! さてどうしよう、と考えてすごいことを
発見したのは料理家のコウケンテツさん。黄身と白身を分ければいいんだと。
単純なことですが、私も気づきませんでした。
白身をベーコンの脂を半分残したフライパンでしっかり焼いてごはんにのせて、
黄身は生のままその上に。白身だけ焼いたたまごかけご飯という感じですね。
黄身は白身を焼いている途中で上にのせて、お好みのところまで火を入れるのも
ありです。
お料理をきちんと丁寧に作るのはもちろん素晴らしいことです。でも肩の力を抜いて、
ちゃちゃっと作ったものも意外においしいんです。それもまたお料理の楽しさだと
思うんです。

【末金典子】


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材料(目玉焼きのっけ):
みやぎ農園のEM有精卵溶き卵(2個)
無添加ベーコン(4枚)
オーサワの一番搾り菜種油(大1)
有機粗挽き黒こしょう、有機しょうゆ(各適量)
ハリオ製フタがガラスの炊飯鍋で炊いた岐阜県下呂産「龍の瞳」有機JAS(2合・360ml)あつあつご飯

作り方(目玉焼きのっけ):
スイスダイヤモンドのフライパンオーサワの一番搾り菜種油を熱して中火にかけ、無添加ベーコンをカリカリに焼く。
②卵を黄身と白身に分ける。①のフライパンに白身だけを一人分ずつ入れて、周りをカリカリに焼く。
③②に①をのっけて、黄身をのせる。有機粗挽き黒胡椒をたっぷり散らし、有機しょうゆをかけて、黄身をつぶして混ぜながらいただく。

材料(きゅうりの有機しょうゆ漬け):
有機きゅうり(1本)
昆布3㎝角(1枚)
A〔有機しょうが、有機にんにくの薄切り(各3〜4枚)、美濃有機純米酢、有機しょうゆ(各大2)〕

作り方(きゅうりの有機しょうゆ漬け):
①有機きゅうりは1〜2㎝幅の輪切りにする。
②小鍋に昆布、水1/2カップを入れて煮立て、昆布がやわらかくなったら取り出して細切りにする。
Aを加えて再び煮立ったら火を止め、有機きゅうり、昆布を加える。粗熱をとってから冷やす。

☞今日のお皿はウェッジウッドのフェスティビティです。

【樋口耕太郎】

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