油の力でしっとり&うまみUPの紅豚のオーガニックオリーブオイルマリネは和の調味料との相性もばっちり。
【末金典子】
材料・作り方(紅豚のオーガニックオイルマリネ):
沖縄県産紅豚ロース1㎝(450g)は脂身を取り除いて、保存用密封袋に有機にんにくの薄切り(2片分)、有機にんにくの薄切り(2片分)、伊平屋の塩、有機粗挽き黒こしょう(各少々)、ラウデミオ・フレスコバルディ・エキストラバージンオリーブオイル(大8)を入れ、袋の上から手でよく揉み込む。冷蔵庫に入れ、一晩おいてなじませる。
*できあがりから冷蔵庫で3〜4日間保存可能。または冷凍室で1ヶ月保存可能。
*オーガニックオイルマリネを使った料理は、File311.紅豚ハーブソテーも参照ください。
材料(紅豚としめじのオーガニックオイル蒸し):
紅豚のオーガニックオイルマリネ・液を軽く拭ったもの(450g)
しめじ(2パック・200g)
有機さやいんげん(12本)
無添加梅干し(2個)
純米酒、伊平屋の塩、有機しょうゆ、タカラの有機本みりん
サンエーハンビータウンにはざっと50種類の梅干しが売られていて、様々な産地の様々な種類のものが所狭しと並んでいますが、すべての商品のラベルを確認して、原材料が、梅、しそ、塩、のみで添加物が使用されていないものはたった一種類しかありませんでした。
お漬け物も同じような状態で、添加物が含まれていない商品を沖縄のスーパーで入手することはとても難しいのです。保存食であるはずのお漬け物に保存料などが使われているのは、発酵時間を節約したり、原材料の質を下げた分の味と香りと色を添加するなど、要はコストを下げるためなのだと思います。私たちの社会で本当の(というより普通の)漬け物はほとんど流通していません。驚きですね。
作り方:
①しめじはいしづきをとってほぐす。有機いんげんは長さを3等分に切る。無添加梅干しは種を除き、包丁で細かく叩く。
②スイスダイヤモンドのソテーパンに油をひかずに温め、紅豚のオーガニック・オイルマリネを切らずに入れて焼く。肉の色が変わったら裏返し、しめじ、有機いんげん、純米酒大さじ2を順に加える。ふつふつとしたら水大さじ2を加え、伊平屋の塩少々をふってふたをし、約5分蒸し焼きにする。
③①の無添加梅干し、有機しょうゆ、タカラの有機本みりん各大さじ2を加え、ざっと混ぜてから火を止める。
④肉を取り出して野菜とともに器に盛る。フライパン残った蒸し汁を回しかける。
【樋口耕太郎】
なぜ私たちが食に関心を持つのか、おいしいレジスタンスを参照下さい。