ネバネバ素材のオクラを加えて、さっぱり&ヘルシーにいただく
ナチュラルビーフと紅豚合いびき肉のハンバーグです。
なすとみょうがといえばもう定番の組み合わせ。
滋味深い味わいの有機おみそ汁を添えて。
【末金典子】
☞オクラおろしのせ和風ハンバーグ: オクラ(4本)はヘタを切り、がくのまわりを薄く向いて、塩を少々入れた熱湯でさっとゆでます。ざるに上げて粗熱をとり、幅5㎜に切ります。有機大根おろし(8㎝分)は軽く水気を切り、オクラを加えて混ぜ合わせます。
☞ボールにニュージーランド産のオーシャンビーフと沖縄県産紅豚をフードプロセッサーでミンチにした合い挽き肉(500g)、伊平屋の塩夢寿美(えんむすび)の塩(小1)、有機粗挽きこしょう(少々)を入れてよく練り混ぜ、次に、宮城農園のEM有精卵(2個分)、岩手県産南部小麦で作った無添加パン粉(1カップ)、宮平乳業の低温殺菌牛乳(大6)、有機ねぎのみじん切り(1本分)を加えて白っぽくなるまで練り混ぜます。2等分にしてたねをまとめ、キャッチボールをするように両手のひらに打ちつけ、空気をぬいて、厚さ2㎝ほどの楕円形に整えます。
☞オールクラッドのフライパンにオーサワの一番搾り菜種油(大1)を中火で熱し、ハンバーグだねの真ん中をくぼませて並べ入れます。2〜3分焼いて裏返し、水1/2カップを注いで弱火にし、ふたをして弱火で6〜7分蒸し焼きにします。中まで火がとおったら器に盛り、オクラおろしをのせて、生醤油を少々かけて頂きます。
☞なすとみょうがの有機みそ汁: なす(大1個)はへたを取り、幅1.5㎝の半月切りにします。みょうが(3個)は薄い小口切りにします。
☞お味噌汁は、昆布と鰹節の合わせだしです。だしの取り方は料理する方によっていろいろだと思いますが、美味しさと効率を追 求した長年の研究の?末、私たちのやり方は「水をはった鍋に昆布を入れ、煮立ったら昆布を取り出してから鰹節をひとつかみ入れて5分」。コツは、ケチケチ せずに「お箸が立つほど」鰹節を入れること。豊かな食生活には、大胆さが必要です。
☞鍋にだし汁3カップを入れて煮立て、なすを加えて2分ほど煮ます。チョーコーの有機麦味噌(大3)を溶き入れ、みょうがを加えてできあがり。
☞今日のお皿は、大正10年創業、岐阜県土岐市のカネコ小兵製陶所のリンカ白練の24プレートです。和風のハンバーグにぴったり。
【樋口耕太郎】
なぜ私たちが食に関心を持つのか、おいしいレジスタンスを参照下さい。