づけにしたお刺身とゆで野菜で作るちらしです。
滋味深い国産あさりのうまみで、風味満点のおすまし汁と。
【末金典子】
▶刺身の彩りちらし
美濃有機純米酢、粗糖(甘糖太陽)、伊平屋の塩夢寿美(えんむすび)の塩を混ぜた寿司酢を、ラップをせずに電子レンジで加熱して良く混ぜ、粗熱をとります。
へたとすじを取って斜め切りにした国産きぬさやと、皮をむいてせん切りにした有機にんじんを熱湯でさっと茹で、ざるにあげます。
バットにタカラの有機本みりん、有機しょうゆを入れて混ぜ、まぐろ、たこ、ホタテ貝柱の刺身を食べやすく切って漬けます。
ごはんはいつもの岐阜県下呂産「龍の瞳」(有機JAS)をハリオ製フタがガラスの炊飯鍋で炊いて、寿司酢を回しかけ、うちわで扇ぎながらしゃもじで切るように混ぜます。ごはんにつやが出たら器に盛り、刺身、きぬやさや、有機にんじんを彩りよくならべてできあがり。
▶あさりのすまし汁
砂出しした熊本産のあさりを流水で殻をこすりあわせて洗い、ざるに上げます。鍋に水、あさり、純米酒を入れて中火にかけます。煮立ったら弱火にしてあさりの口が開くまで煮ます。塩少々を加えて味を整え、長さ2㎝に切った三つ葉を散らしてできあがり。
あさりを煮て、少しのお酒と塩で味付けしただけですが、あさりの旨味がたっぷり出ますので、だしなしで上品な味に仕上がります。
【樋口耕太郎】
なぜ私たちが食に関心を持つのか、おいしいレジスタンスを参照下さい。