ナチュラルビーフと紅豚合挽き肉のハンバーグを、有機とんかつソースと
有機ケチャップと粗糖としめじのたっぷりソースで煮込みます。
【末金典子】
▶私たちがお勧めする★★★のお料理は、レシピを省略せずにご紹介することにしています。材料は私たちの2人前の分量(恐らく普通の人が食べる倍の量)なのですが、よい素材に妥協せずに作った料理はおいしくたくさん食べられ、不思議なことに太りません。この量を人にお出しすると、はじめはほとんどの人が「食べきれない」とおっしゃるのですが、結局残される方はほどんどいらっしゃいません。
念のために、大は大さじ(15cc)、小は小さじ(5cc)の意味です。
▶ボウルに、有機たまねぎのみじん切り(1/2個)、ニュージーランド産のオーシャンビーフと沖縄県産紅豚をフードプロセッサーでミンチにした合い挽き肉(400g)、岩手県産南部小麦で作った無添加パン粉(大4)、宮城農園のEM有精卵(1)、宮平乳業の低温殺菌牛乳(大4)、伊平屋の塩夢寿美(えんむすび)の塩(少々)、有機粗挽きこしょう(少々)、ナツメグ(少々)を入れてよく練ります。
ハンバーグは、豚肉と牛肉の合い挽き肉で作ることが一般的ですが、市販のミンチ肉は油身が多く(特に豚肉)、どのような肉から作られているのか不安でもありますので、安価な細切れ肉や角切り肉をフードプロセッサーでミンチして使うことがあります。オーシャンビーフはミンチ用に取り寄せて冷凍しておいたステーキ角切り肉を解凍して使いました。
パン粉、牛乳、卵、塩、こしょうなど、「見えない素材」を丁寧に選ぶと、最終的な仕上がりがまるで違います。特にパン粉はスーパーで一般に販売されているものは添加物が入っていることが多くお勧めできません。国内産小麦のパンから作られた無添加のものをお勧めします。沖縄のスーパーでは販売しているのを見たことがないので、私たちはいつもオイシックス経由で取り寄せます。
ハンバーグのたねを2等分し、右手と左手で投げあって空気を抜いて成形します。オールクラッドのフライパンにオーサワの一番搾り菜種油を熱し、両面をこんがり焼きます。有機赤ワインを入れてフタをして弱火で2分焼きます。
いしづきを切って小分けにしたしめじと、ソース(有機トンカツソース(大4)、デルモンテ有機トマトケチャップ(大4)、粗糖(小4)、ミネラルウォーター(100cc))を入れ、フタをして弱火でさらに2分煮込みます。
器に盛って、有機プチトマト(8個)と有機レタス(少々)を添えてできあがり。
▶今日の飲み物はミネラルウォーター。私たちは、もっとも硬い(硬水)と言われているコントレックスを愛飲しています。ミネラル分を多く含んでいる硬水は確かに飲みにくいのですが、馴れてくると軟水の方がなんだか味気なく感じるくらいです。
【樋口耕太郎】
なぜ私たちが食に関心を持つのか、おいしいレジスタンスを参照下さい。