さっと焼きつけた柔らかい紅豚で、有機ピーマンや有機玉ねぎやしめじの
炒めものを巻いて食べても美味しいです。
サラダのにんじんのあえごろもは無添加クリームチーズを加え、こくをプラスします。

【末金典子】


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▶沖縄県産ピーマン、しめじ、北海道産有機たまねぎをオーサワ国産菜種油で炒めて、伊平屋の塩夢寿美(えんむすび)の塩有機粗挽きこしょうを振ります。

▶沖縄県産紅豚に伊平屋の塩、有機粗挽きこしょうを振って、ムソーの有機小麦(薄力粉)をまぶして、軽く焼き色がつくまで両面を焼きます。小麦粉をまぶしてから焼くと、こっくり+カリカリの独特の食感になるので、私たちは大好きです。私たちは、つなぎの小麦粉の質は重要だと考えています。目に見えない、安物を使っても誰も気がつかないような食材こそ丁寧に選ぶことで料理全体に大きな影響を与えると思うからです。だいいち、たいした分量を使いませんので、多少高価な食材を使うには最も適当だともいえるでしょう。

▶有機粒マスタードのソースは、紅豚を焼いたあとのフライパンに、フランス産エバーナットの有機粒マスタードと水を加えて半分くらい煮詰めてから四葉バターを溶かしたもの。ソースをかけたお肉で野菜を包むようにして食べるとさらにおいしいのです。野菜のソテーの控えめな味付けがぴったりです。いずれの食材もサンエーハンビータウンで入手できます。

▶付け合せは、熊本県産有機にんじんの乱切りを茹でて、電子レンジで加熱した絹ごし豆腐とクリームチーズを潰しながら混ぜて、塩こしょうで味を整えたもの。有機パセリを軽くふります。クリームチーズと豆腐の組み合わせは意外にさっぱりしています。クリームチーズは泣く泣くクラフトのフィラデルフィアクリームチーズを使いましたが、安定剤としてローカストビーンガムが添加されているので、次回以降は無添加のものを本土から取り寄せることにしました。

▶私たちは食器も食事の重要な一部だと思っていますので、料理に合わせて毎回使用するお皿を変えています。今日のお皿はフィンランド製イッタラ社オリゴ。お食事と付け合せの色合いに合わせてみました。

【樋口耕太郎】

なぜ私たちが食に関心を持つのか、おいしいレジスタンスを参照下さい。