先月は過去最高級の台風が沖縄を通過しましたが
みなさま影響はありませんでしたか~?
旧盆も終えて少~し秋の気配がしてきていますね。
さて、先月は私ごとで恐縮ですが大台+1歳のお誕生日を偶然たくさんの方々と
一緒に過ごしていただくことができました。本当にありがとうございました。
そのお誕生日、当たり前のことなのですが毎年必ずやって来ます。
40代を過ぎると、それまではとってもうれしかったはずのお誕生日も
女性にとってはちょっぴりブルーな気分になってしまう日でもあります。
私も以前はそうでした。
でも何年か前頃からか、年を取るって実は悪いことじゃないなぁと思うことが
できるようになりました。
登ったから見える景色があるんだな、と気づいたからなのです。
ちょうどそんな時、世代を超えて愛され続けている絵本「100万回生きたねこ」で
有名な絵本作家でもありエッセイストの故・佐野洋子さんの本を読んでいて
こんな言葉に出会ったのです。
わたしは70になったけど、70だけってわけじゃないんだね。
生まれてから70までの年を全部持っているんだよ。
だからわたしは7歳のわたしも12歳のわたしも持っているんだよ。
本当にそうだよね~って思いました。
あなたは、「おめでとう」と言われる日は、1年に何回ありますか?
あけましておめでとう。
お誕生日おめでとう。
もしかしたら、それくらいかもしれませんね。
だけど、そんな「おめでとう」がたくさんある人生って、幸せですよね。
仕事でとてもいいことがあった。
おめでとう。
体調が素晴らしく良くて、毎日ご飯がおいしいなぁ。
おめでとう。
一緒に泣いて笑うことができる友達がいる。
おめでとう。
学び続けたいものに出会ったぞ~。
おめでとう。
叶えたい夢、チャレンジしてみたいことがまだまだある。
おめでとう。
心から愛している人がいる。
おめでとう。
たとえ小さなことでも「おめでとう」という言葉にすると、
人生はもっと楽しむことができます。
「おめでとう」といっぱい言うことができる人生、
「おめでとう」といっぱい言ってもらうことができる人生。
それは、健康で元気だからこそ、味わうことができるのです。
それ自体も、とても「おめでとう」なこと。
台風がちょっと心配ですがこの連休は、敬老の日ですね。
積み重なった「おめでとう」を心から味わう日です。
今年も健やかに敬老の日を迎えることができることに、
「おめでとう」の多い人生に、
そして、麗王にいらしてくださる全ての方々の人生に、
おめでとうございます。
【2012.9.13 末金典子】