沖縄大学のOBを中心に強い要望があった講座シリーズが、
加藤彰彦学長のリーダーシップで実現しました。
「社会教養セミナー」は新任教員とベテラン教員がペアを組んで、
各自の専門分野のテーマについて語ります。
今週木曜日(4月26日)は、五回シリーズの第一回目。
午後6時半から8時半の講義の後、懇親会が予定されています。
シリーズトップのスピーカーは私と、なんと新崎盛暉先生との組み合わせ。
新崎先生は、東京大学文学部を卒業後、反戦運動家として活動された
沖縄研究の第一人者です。
1995年の米軍人による少女レイプ事件に端を発した沖縄県民集会と、
大規模な反戦、反基地運動を「危険視」した日本政府は、
多様な手段を駆使して、大々的な「火消し」を行います。
その一環として、沖縄出身の学者たちが日本政府の意を汲んでまとめた、
基地肯定的なプロパガンダ「沖縄イニシアティブ」に対して、
沖縄タイムズ紙面で展開した新崎先生の反論が印象的でした。
沖縄大学で学長を務めた後、名誉教授として現在も各方面で御活躍中です。
是非御参加下さい。
参加無料、どなたでもご参加頂けます。
那覇市国場、沖縄大学本館1階の同窓会館にて。
【2012.4.24 樋口耕太郎】