有機大根と白菜がたくさん食べられるヘルシーなカレー味のお鍋です。

【末金典子】


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☞白菜(1/2株)は長さ5㎝に、有機だいこん(1/2本)は乱切りに、パプリカ赤・黄(各1/4個)は細切りに、有機水菜(2株)は長さ5㎝に、 沖縄県産紅豚肩ローススライス2㎜(300g)は食べやすい大きさに切り、しめじ(1パック)は石づきを取りのぞきます。

鍋にだし汁1ℓを入れて煮たら火をとめ、創健社のグルメカレールウ(4かけ・約72g)を入れて溶かし、有機しょうゆ(大1)を加えて味をととのえたら野菜をすべて入れて火を通してできあがり。写真は私たちの2人前、ルクルーゼの30㎝の鍋にいっぱいできました。

だしの取り方(鰹と昆布の合わせだし)は料理する方によっていろいろだと思いますが、美味しさと効率を追求した長年の研究の?末、私たちのやり方は「水をはった鍋に昆布を入れ、煮立ったら昆布を取り出してから鰹節をひとつかみ入れて5分」。コツは、ケチケチせずに「お箸が立つほど」鰹節を入れること。豊かな食生活には、大胆さが必要です。

【樋口耕太郎】

なぜ私たちが食に関心を持つのか、おいしいレジスタンスを参照下さい。

春爛漫となり、沖縄県最大のショッピングモールもオープンするなど
なんだか気分華やぐ今日この頃ですね。
そしていよいよゴールデンウイーク! あなたは何か計画がおありでしょうか。

今日の麗王便りは少し長めになりますので、どうぞのんびり気分で
お読みくださいね。

いまから80年ほど前、ヨーロッパの一角に、人々の期待を一身に集めた
政治家が登場したことがあります。第一次世界大戦のあとの荒廃した世の中、
そこに米国で始まった世界恐慌がかさなって、街には物乞いとホームレスが
あふれ、誰もが、いつ自分がそうなるかとびくびくしながら暮らしていた時期です。

彼と彼の政党は言いました。
「貧困問題の解決は最優先課題である。人々に仕事がなく、
累計すれば数10億時間もが無為に浪費されているとは、
考えるだに恐ろしいことだ。若者たちよ、街に出て、困っている人たちのための
募金を始めよう。心ある人たちよ、食費を倹約し、募金に応じよう。
仕事のある人たちはサラリーの一部を寄付しよう。われわれも個人の資産と
零細農家と中小企業を守るため、最大限の努力をする。」

そろそろ自動車が普及し始めた時代でした。彼は言いました。
「クルマが金持ち階級のものであるうちは、国民を貧富の二つに
分裂させるものでしかない。この国を支えている真の国民大衆のための
クルマこそ文明の利器であり、すばらしい生活を約束してくれるものだ。
われわれは国民のためのクルマを開発しよう。」

こうスピーチした直後、彼は国産自動車会社を立ち上げ、高性能で安価な
乗用車の設計を進める一方、全国をカバーする高速自動車道路の
建設にも乗り出します。

さらに言いました。
「国民は国内外の旅行を楽しんだり、すばらしい音楽や映画やスポーツを
享受する権利がある。そういう余暇がなければ、明日を創造する労働意欲も
湧いてこない。」

そして実際、各地にリゾート地やスポーツ施設を次々に作っていきます。
また巨大な豪華クルーズ船3隻を建造し、多くの国民を格安の海外旅行に
送り出しました。実施にあたったのは7万人を超えるボランティアたちです。

不景気によって荒れ放題の山野についても、こう言っています。
「みんなで母なる自然を守ろう。針葉樹だけでなく、広葉樹も植えて、
豊かな森を再生させようではないか。野生動物の命を守るため、
その生活環境の茂みや雑木林を勝手に伐採すること、残忍なワナを
仕掛けて殺生することも禁止されなければならない。」

こうした政策はいまふうに言えば「弱者救済」「景気回復」「環境保護」です。
しかもそこにはクルマやスポーツや文化芸術の享受という、国民一人一人が
世の中の好転を実感できるような具体策も備わっています。
不景気に打ちのめされ、それまでの中央政府の無能ぶりに
苛立っていた人々は、やっと頼りになる政治家が現れた、と熱狂しました。
その熱狂的支持を追い風に、彼は権力への頂点へと登り詰めていきます。

さて、この指導者は誰なのでしょうか?

じつは彼こそ、20世紀最悪の政治家と言われるアドルフ・ヒトラーその人です。
ドイツ・ファシズムの立役者であり、600万人のユダヤ人と、ドイツ人であっても
政敵と見なした人物や心身障碍者などを次々にガス室に送り、
世界じゅうを第二次大戦に引きずり込んだ張本人です。
戦前の日本は彼と同盟を結び、敗戦のどん底へと転げ落ちていきました。

そういう悪行が明らかになった現代の目から見ると、当時のドイツ人たちが
どうしてあんな最悪の独裁者にコロッと騙されたのか不思議です。
でも、彼が国民の支持を集めていった1930年代の過程を時間順に
たどってみると、その秘密がよくわかります。

弱者救済は人々の心をとらえました。
景気回復はみんなが望んでいました。
環境保護の大切さは誰もが感じていました。
当初はドイツの地方都市で活動していた彼は、国民の心に響く
これらの政策をストレートに叫び、熱烈な支持を全国に
広げていったのでした。

政治って怖いなと思います。

昔のドイツ人たちが失敗したのは、ヒトラーの口当たりの良い政策に
熱狂したことでした。
我を忘れて興奮すると、政治を変えようというエネルギーを
すべて政治権力にからめとられてしみます。その結果、その指導者と
その政治手法に依存し、万歳することしかできなくなります。
そして、危険な人物に政治を乗っ取られた、と気づいた時は
もう手遅れでした。

琉球新報の金口木舌でも取り上げ書いておられた
心理学者フランク・パブロフの100万部のベストセラー「茶色の朝」は
こう始まります。

始まりは猫だった。茶色以外のペットを禁止する法律ができて、
主人公は白黒の飼い猫を処分した。友人も黒い犬を始末した。
法律に反対した新聞は廃刊になり、続いて本、ラジオ、酒、政党も
茶色以外は追放される。茶色が世の中をひたひたと支配していく。

違和感を覚えながらも、主人公は「流れに逆らわなければ安心だ。」
と思っていますが、やがて法律が変わり、過去の茶色以外の飼い主まで
国家反逆罪となります。「あの時、抵抗すべきだった」と悔やむ主人公に
なっていくのですがもう手遅れでした。

茶色はナチス初期の制服の色で、欧州ではファシズムの象徴です。
これは寓話ですが、私達に大きな警鐘を鳴らしてくれるように思うのです。

集団的自衛権の行使、憲法9条の骨抜き、武器輸出解禁、
自衛隊の全世界派遣…と歯止めが次々に外されていきます。
変だなと思いつつ、忙しいからとやり過ごしていると、
後戻りできなくなってしまいます。
東京でオリンピックだ~!と浮かれ騒いでいるうちに
なんだか国が変な方向に?なんてことになりかねません。
片や倒産、自殺、生活保護世帯の増加、犯罪などが
相次いでいるというこのチグハグさ。
こういう世相は世界史を読むと「ローマの崩壊」のところと酷似しています。
ローマの闘技場で、人間とライオンの死闘に熱狂しているうちに、
ローマは蛮族に打ち負かされてしまったのです。
歴史は繰り返すと言いますが、なぜか、今の日本を見ていると、
「ローマ興亡史」が目の前にちらつきます。
日本はまだ、国を失うという悲劇にあったことがありませんから、
国民は呑気ですが、歴史的に不幸にして国を失したことのある民族なら、
安閑とはしていないでしょう。

ではどうしたらよいのでしょうか?

哲学者の高橋哲哉氏は、誰もが持つ怠慢、臆病、自己保身、
無関心の積み重ねがファシズムを生むと指摘されています。
「思考停止をやめ、考え続けること。」と。
いやなことは考えない思考停止、不安だけどぬるま湯から出ない惰性、
誰かやってよという依存…。この国がはまり込んでしまった停滞現象から
「そろそろ目を覚ませ」と神が放った警鐘が
今の日本の政治かもしれません。

普段は忙しさでいっぱいいっぱいであっても、こんなちょっとまとまった
お休みの時にはじっくり世の中を考えてみたり、本をひも解いてみたり
ネットでいろいろ調べてみたりするのも大事なことだと思います。
そしてもちろんうんとうんと楽しんでくださいね。
どうぞ充実したゴールデンウイークを。

* 麗王はカレンダー通りの営業です。(日・祝祭日お休み)

【末金典子】

煮汁がからめばでき上がりのフライパンで簡単にできる
ほっこりなじむ、しょうが風味の有機しょうゆ味の煮ものと
ゆずの香りの即席漬けの組み合わせです。
有機JAS龍の瞳のご飯といっしょにビタミン豊富なお野菜をたっぷり食べて
新しい週を元気にスタート!

【末金典子】


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紅豚と厚揚げの有機しょうが炒め煮: 沖縄県産紅豚肩ローススライス2㎜(200g)は3㎝長に切ります。厚揚げ(1.5枚)はペーパータオルで油を拭き取り、縦半分に切って、幅1㎝に切ります。有機小松菜(1.5わ・300g)は長さ3㎝に切ります。しめじは石づきを切り落としてほぐします。

スイスダイヤモンドのソテーパンオーサワの一番搾り菜種油(大1.5)を入れ、有機しょうがの千切り(1.5かけ分)を中火で炒めます。香りが立ったら豚肉を一枚ずつ広げながら加え、形が定まったらほぐしながら炒めます。色が変わったら、厚揚げ、有機小松菜の茎の部分を加え、よく炒めます。しめじ、小松菜の葉先を加えて、さっと炒めます。

有機しょうゆ(大2.25)、純米酒(大1.5)、粗糖(大3/4)、だし汁(75ml)を加えて、煮汁をからめるようにときどき返しながら火をとおし、味をなじませたらできあがり。

有機大根の甘酢漬け: 有機大根(500g)の皮をむいて7〜8㎜角、長さ4㎝の棒状に切り、ポリ袋に入れて、伊平屋の塩夢寿美(えんむすび)の塩(小1.5)を加え、袋の上からも見込みます。水けが出たら、粗糖(大3)、美濃有機純米酢(大4.5)、ゆずの皮の千切り(適量)を加えてかるく合わせます。袋の口を閉じて冷蔵庫に入れ、味をなじませたらできあがり。

【樋口耕太郎】

なぜ私たちが食に関心を持つのか、おいしいレジスタンスを参照下さい。

いつもお肉系のお食事が多い我が家ですので、今日はベジタリアン風に
お肉を使わない、有機玉ねぎ、有機人参、有機ごぼう、原木椎茸、
有機にんにく、有機しょうが、木綿豆腐などで作るロールキャベツをいただきます。
最期にチーズを加えて少しこってりと。

【末金典子】


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☞有機キャベツ(8〜10枚)の葉は芯をこそげるように切り取ります。たっぷりの湯で下ゆでし、ざるにとります。

有機ごぼう(80g)は水にさらしてアクを取り、有機たまねぎ(1個)、有機にんじん(50g)、原木椎茸(4枚)、有機にんにく(1/2かけ)、有機しょうが(1/2かけ)と一緒にみじん切りにします。

オールクラッドのフライパンオーサワの一番搾り菜種油(少々)を熱して、みじん切りにした有機野菜を入れ、半分の量になるくらい弱火でじっくり炒めます。

ボウルにあら熱をとった有機野菜を入れて、水を切った木綿豆腐(200g)、岩手県産南部小麦で作った無添加パン粉(1/2カップ)、ムソーの有機小麦粉(大1)、チョーコーの有機麦味噌(小1)、伊平屋島の塩(小1/2)を入れて良く混ぜ合わせます。8等分に分けて俵型に成形します。

下ゆでした有機キャベツの葉を広げ、茶こしを使ってムソーの有機薄力小麦粉を薄くふり、俵型にしたたねを包みます。有機キャベツの葉が破れているところは予備の葉を重ねてつぎはぎすると良いです。

ル・クルーゼの鍋にロールキャベツを並べます。少し窮屈くらいがちょうど良く、ロールキャベツを爪楊枝などで止める必要がなく手間いらずです。無添加コンソメスープ(600cc)、有機白ワイン(50cc)、有機ローリエ(2枚)、伊平屋島の塩(少々)、有機粗挽きこしょう(少々)を入れて🔥にかけます。沸騰したらアクを取り、落とし蓋をして弱火で30分〜40分ほど煮込み、伊平屋の塩、有機粗挽きこしょうで味をととのえます。

最後に無添加のとけるチーズを加え、ふたをして弱火にかけてチーズが溶けはじめたら火を止めてできあがりです。最後のチーズは本当にとろけはじめるくらいの微妙なタイミングがいいかもしれません。私たちは少しタイミングが遅れたので、せっかくのコンソメスープがチーズ味になってしまいました。

【樋口耕太郎】

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有機にんにくじょうゆがからまって食欲をそそります!

【末金典子】


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☞ラップを20㎝×30㎝に切って広げ、ニュージーランド産のオーシャンビーフ(400g)をフードプロセッサーでミンチにしたひき肉をのせます。同じ大きさのラップをかぶせて、手で約12㎝×9㎝の長方形にします。上のラップを外し、伊平屋の塩夢寿美(えんむすび)の塩(少々)、有機粗挽きこしょう(少々)をふります。

有機じゃがいも(2個・約300g)は2㎝角に切って水でさっと洗い、ざるにあけます。水がついたまま耐熱ボウルに入れ、ふんわりとラップをかけて電子レンジで3分加熱します。ラップをかけたまま約1分おき、上下をかえして再びラップをかけて約3分加熱します。

オールクラッドのフライパンオーサワの一番搾り菜種油(小2)を広げ、ラップを外してひき肉の固まりを入れ、強火にかけます。こんがりと焼き色がついたら上下をかえし、約一分焼きます。

フライパンの空いているところに有機にんにくみじん切り(1片分)を入れ、香りが立ったら有機しょうゆ(小3)を加え、全体をさっと混ぜ合わせて器に盛ります。

このフライパンにオーサワの一番搾り菜種油(小2)を足し、有機じゃがいもの水気を切ってさっと炒めます。有機しょうゆ(小2)を加えて混ぜてできあがり。有機じゃがいもとクレソンを添えて盛りつけます。

【樋口耕太郎】

なぜ私たちが食に関心を持つのか、おいしいレジスタンスを参照下さい。

ただの炒め物ですが、卵を最初に炒めて取り出すことで
存在感のある具のひとつになります。

【末金典子】


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☞昨年大晦日から記録をつけはじめてから、あっという間にシリーズ100食目です。

沖縄県産紅豚肩ローススライス2㎜(200g)を3㎝長に切り、有機にんにくすりおろし(1かけ分)、有機しょうがすりおろし(1かけ分)、伊平屋の塩夢寿美(えんむすび)の塩(少々)、有機粗挽きこしょう(少々)をもみ込んで下味をつけます。

耐熱皿に小房に分けたブロッコリー(200g)と有機にんじんの細切り(100g)を入れ、水少し(分量外)を回しかけます。ふんわりとラップして電子レンジ(600W)で3分加熱します。沖縄県内の小売店では有機ブロッコリーを見かけることがほとんどないのが残念です。

ボウルに宮城農園のEM有精卵(6個分)を溶きほぐし、無添加有精卵マヨネーズ(大2)、水(大2)、伊平屋の塩夢寿美(えんむすび)の塩(少々)、有機粗挽きこしょう(少々)を加えて混ぜます。

オールクラッドのフライパンにオーサワの一番搾り菜種油(大1)を中火で熱し、溶き卵を流し入れます。まわりが固まってきたらへらで大きく混ぜて半熟状にし、取り出します。

あいたフライパンに下味をつけたお肉を入れて炒め、こんがりとした焼き色がついたら、ブロッコリーと有機にんじんを加えて炒め合わせます。お肉をフライパンで焼くときは、少々面倒でも一枚一枚広げながら乗せていくと、丸まらずにひらひらの食感になるのが好きです。有機しょうゆ(小2)、マルホンの太香ごま油(小2)、伊平屋の塩夢寿美(えんむすび)の塩(少々)、有機粗挽きこしょう(少々)で味をととのえて半熟卵を戻し入れ、ひと炒めしてできあがり。

【樋口耕太郎】

なぜ私たちが食に関心を持つのか、おいしいレジスタンスを参照下さい。

皮をこんがりと焼き、香ばしさを引き出します。ごはんにのせて食べたくなる
濃厚な味わいです。

【末金典子】


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宮崎県産無投薬刀根鶏のもも肉(2枚・400g)は厚い部分に包丁を入れて切り開き、厚さを均一にしてから6〜8等分に切ります。有機しょうが汁(小1)、純米酒(小1)有機しょうゆ(小1)を合わせた下味を揉み込んで10分ほどおきます。

オールクラッドのフライパンオーサワの一番搾り菜種油(適量)を熱し、鶏肉を皮面から並べ入れて、強火で焼きます。こんがりと焼き色がついたら裏返し、もう片面も焼きます。

☞焼き色がついたら、ペーパータオルで余分な脂を拭き、中火にして、チョーコーの有機麦味噌(小4)、粗糖(小1/2)、純米酒(大2)を混ぜ合わせたタレをまわし入れます。ひと煮立ちしたら、肉をときどき裏返してタレをからめます。煮詰まって肉に照りが出てきたら火を止めてできあがり。

☞お皿に、ざく切りにした有機水菜(4株)を敷いて盛りつけます。

【樋口耕太郎】

なぜ私たちが食に関心を持つのか、おいしいレジスタンスを参照下さい。

卵を使ったパスタの大人気メニュー、カルボナーラ。
有精卵をベースにしたソースの、こくとやさしい色合いが食欲をそそります。
今日はとびきりおいしい作り方を銀座の「アロマフレスカ」の原田シェフが
紹介なさっていたので習って作ってみます。
ポイントは、卵と水分量のバランス。驚くほどなめらかに仕上がりました。

【末金典子】


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☞鍋にたっぷりの湯を沸かして塩適宜(お湯2ℓに対して20gが目安)を加え、アルチェネロの有機スパゲティ1.7㎜(250g)を袋の表示より30秒ほど短い時間を目安に茹ではじめる。

☞ボールに卵黄(4個分)、クラフトの粉チーズ(大3.5)、中沢の無添加生クリーム(小7)、有機粗挽き黒こしょう(少々)、水(大3.5)を入れ、なめらかになるまで混ぜ合わせてソースを作ります。丸正タケダのパンチェッタ(ベーコン100g)は幅1㎝の棒状に切ります。

オールクラッドのフライパンにエキストラバージンオリーブオイル(少々)を中火で熱し、パンチェッタを入れて、脂がにじみ出るまで炒めます。

☞余分な脂をかるく除いてから、ゆで上がったスパゲティを加え、手早く混ぜてパンチェッタの旨味をからめます。ゆで汁(150cc〜210cc)を回し入れ、ゆで汁が半分ほどになるまで、なじませるように炒めます。

☞火を止めてソースを回し入れ、余熱で手早くからめます。ソースは少しゆるいかなと思うくらいが良いです。伊平屋の塩夢寿美(えんむすび)の塩(少々)で味を整えて器に盛り、有機粗挽き黒こしょう(少々)をふってできあがり。

【樋口耕太郎】

なぜ私たちが食に関心を持つのか、おいしいレジスタンスを参照下さい。

ネバネバ素材のオクラを加えて、さっぱり&ヘルシーにいただく
ナチュラルビーフと紅豚合いびき肉のハンバーグです。

なすとみょうがといえばもう定番の組み合わせ。
滋味深い味わいの有機おみそ汁を添えて。

【末金典子】


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オクラおろしのせ和風ハンバーグ: オクラ(4本)はヘタを切り、がくのまわりを薄く向いて、塩を少々入れた熱湯でさっとゆでます。ざるに上げて粗熱をとり、幅5㎜に切ります。有機大根おろし(8㎝分)は軽く水気を切り、オクラを加えて混ぜ合わせます。

☞ボールにニュージーランド産のオーシャンビーフ沖縄県産紅豚をフードプロセッサーでミンチにした合い挽き肉(500g)、伊平屋の塩夢寿美(えんむすび)の塩(小1)、有機粗挽きこしょう(少々)を入れてよく練り混ぜ、次に、宮城農園のEM有精卵(2個分)、岩手県産南部小麦で作った無添加パン粉(1カップ)、宮平乳業の低温殺菌牛乳(大6)、有機ねぎのみじん切り(1本分)を加えて白っぽくなるまで練り混ぜます。2等分にしてたねをまとめ、キャッチボールをするように両手のひらに打ちつけ、空気をぬいて、厚さ2㎝ほどの楕円形に整えます。

オールクラッドのフライパンオーサワの一番搾り菜種油(大1)を中火で熱し、ハンバーグだねの真ん中をくぼませて並べ入れます。2〜3分焼いて裏返し、水1/2カップを注いで弱火にし、ふたをして弱火で6〜7分蒸し焼きにします。中まで火がとおったら器に盛り、オクラおろしをのせて、生醤油を少々かけて頂きます。

なすとみょうがの有機みそ汁: なす(大1個)はへたを取り、幅1.5㎝の半月切りにします。みょうが(3個)は薄い小口切りにします。

☞お味噌汁は、昆布と鰹節の合わせだしです。だしの取り方は料理する方によっていろいろだと思いますが、美味しさと効率を追 求した長年の研究の?末、私たちのやり方は「水をはった鍋に昆布を入れ、煮立ったら昆布を取り出してから鰹節をひとつかみ入れて5分」。コツは、ケチケチ せずに「お箸が立つほど」鰹節を入れること。豊かな食生活には、大胆さが必要です。

☞鍋にだし汁3カップを入れて煮立て、なすを加えて2分ほど煮ます。チョーコーの有機麦味噌(大3)を溶き入れ、みょうがを加えてできあがり。

☞今日のお皿は、大正10年創業、岐阜県土岐市のカネコ小兵製陶所のリンカ白練の24プレートです。和風のハンバーグにぴったり。

【樋口耕太郎】

なぜ私たちが食に関心を持つのか、おいしいレジスタンスを参照下さい。

龍の瞳の有機JASご飯によく合う有機しょうゆ味のミートオムレツです。
ミートはナチュラルビーフ&紅豚の家で挽いた合いびき肉を使います。

【末金典子】


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オールクラッドのフライパンオーサワの一番搾り菜種油(大1)を熱し、有機たまねぎみじん切り(1/2個分)、ニュージーランド産のオーシャンビーフ沖縄県産紅豚をフードプロセッサーでミンチにした合い挽き肉(200g)、7〜8㎜角に切った有機じゃがいも(小2個・約200g)、5㎜幅の小口切りにした有機オクラ(10本)の順に入れ、そのつど炒め合わせます。

お肉の色が変わって、しんなりしたら、純米酒(大2)、有機しょうゆ(小2)、伊平屋の塩夢寿美(えんむすび)の塩(少々)、有機粗挽きこしょう(少々)で調味し、いったんバットに取り出します。

フライパンをペーパータオルでさっと拭き、オーサワの一番搾り菜種油(大1)を熱し、宮城農園のEM有精卵(2個分)の溶き卵を流し入れます。菜箸で大きく混ぜながら広げ、半熟状になったら弱火にし、バットに取り出したお肉を手前半分にのせます。卵を折り返して包み込み、器に滑らせるようにして盛ってできあがり。しそ(2枚)を敷いて有機大根おろし(たっぷり)を添えて頂きます。

☞付け合せのお豆腐は、異彩を放つ男前豆腐店「とろけるケンちゃんプレミアム」。付け合せにしては濃厚すぎて、主役を食ってしまう感じでしたが。豆腐屋と言うあまりに一般的な業態でイノベーションを起こしている伊藤社長の著書もお勧めです。経営そっちのけで商品開発を突き詰めた結果ブレイクスルーを生み出す、商品の優劣が事業を決する次世代市場の傾向を先取りした感じでしょうか。

【樋口耕太郎】

なぜ私たちが食に関心を持つのか、おいしいレジスタンスを参照下さい。

万能ねぎ×紅豚のパワフルコンビ!
おねぎが甘くなっていい香りになりますよ~。
家族にスタミナをつけたいときにもバッチリです。

【末金典子】


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☞長さを4等分に切った有機万能ねぎ(1.5束分)を12等分して、それぞれに沖縄県産紅豚ロース2㎜スライス(約450g/24枚・伊平屋の塩夢寿美(えんむすび)の塩を少々振ります)を2枚ずつ巻きます。端から1枚を螺旋状に巻き、お肉の終わりに2枚目を重ねるように巻きつけ、ムソーの有機小麦粉(適量)をまぶします。

オールクラッドのフライパンオーサワの一番搾り菜種油(大1.5)を中火で熱し、お肉を並べ入れます。ころがしながら4〜5分焼き、余分な脂をペーパータオルで拭き取り、有機しょうゆ(大3)、純米酒(大1.5)、タカラの有機本みりん(大1.5)を混ぜたタレを加えてからめてできあがり。

なぜ私たちが食に関心を持つのか、おいしいレジスタンスを参照下さい。

今日はご飯がガンガンすすむレシピです。
有機ニンニクとゴマ油を効かせた有機ホウレンソウのナムルは、
パンチがきいているのでお肉と合わせていい勝負です。
ナチュラルビーフの焼き肉、妻家房の無添加キムチと一緒にご飯にのっけ、
ザクザク混ぜて、豪快にいただきます!
もちろん焼き肉のタレも手作りで。

【末金典子】


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手作り焼き肉のタレ: 有機しょうゆ(大9)、純米酒(大3)粗糖(大3)、ムソーのストレート有機リンゴジュース(大6)、中びき有機粉唐辛子(大1.5)、有機にんにくすりおろし(3かけ分)、有機しょうがすりおろし(3かけ分)、有機ねぎみじんぎり(15㎝分)をボウルに合わせ、有機白ごまを(大3)指でつぶして半ずり状にしながら加え、しっかりと混ぜ合わせます。マルホンの太香ごま油(大3)を加えて混ぜ合わせてできあがり。清潔な瓶に移して冷蔵庫で4〜5日保存可能です。この分量は私たちの2人前、約360ml分です。

今晩のビビンバに限らず、いつもの焼き肉が手作りのタレで特別なごちそうになりますので、ぜひお勧めです。

ナチュラルビーフの焼き肉のビビンバ: 有機ほうれん草(3束)を熱湯で約1分ゆで、水にとって冷やし、水気をよく絞ります。ニュージーランド産のオーシャンビーフのリブアイ(300g)は焼き肉のタレに約10分浸けます。

ボウルにゆでた有機ほうれん草、有機にんにくすりおろし(1.5かけ分)、伊平屋の塩夢寿美(えんむすび)の塩(小1)、マルホンの太香ごま油(大3)を入れてあえます。

スイスダイヤモンドのフライパンにオーサワの一番搾り菜種油(小6)を熱して牛肉を焼き、手作り焼き肉のタレを加えてからめます。器にご飯を盛り、ほうれん草、焼き肉、妻家房のキムチ(適量)をのせてできあがり。

【樋口耕太郎】

なぜ私たちが食に関心を持つのか、おいしいレジスタンスを参照下さい。

シンプルな炒めものも、有機酢を加えると深みのある味わいになります。
あっさりとした有機里いもに、コーンの甘みがよく合う副菜も添えて。

【末金典子】


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有機小松菜と無投薬刀根鶏のさっぱりオイスター炒め: 有機小松菜は根元を切って長さ6㎝に切り、刃と茎に分けます。赤パプリカはへたと種を取り、縦に幅1.5㎝に切ります。宮崎県産無投薬刀根鶏のもも肉(500g)は幅2㎝に切り、伊平屋島の塩(少々)、有機粗挽きこしょう(少々)、純米酒(小2)をふってもみ込み、ムソーの有機小麦粉(大1)をまぶします。

☞合わせ調味料: メガシェフの無添加オイスターソース(大3)、美濃有機純米酢(大2)、タカラの有機本みりん(大1)、有機粗挽きこしょう(少々)。

スイスダイヤモンドのソテーパンマルホンの太香ごま油(小2)、有機にんにくのみじん切り(小2)を入れて中火で熱し、香りがたったら鶏肉を入れて3〜4分炒めます。赤パプリカ、有機小松菜の茎、葉の順に加えて2〜3分炒め合わせ、合わせ調味料を入れて大きく混ぜ、全体にからめてできあがり。

有機里いものマッシュポテト風: 有機里いも6個(400g)を良く洗って、皮付きのまま耐熱ポリ袋に入れて、口を折って電子レンジ(600W)で10分ほど加熱し、粗熱をとります。

有機里いもの皮をむいてボールに入れ、フォークでなめらかにすりつぶします。無添加ホールコーン缶詰(65g入り1缶)の汁気を切って加え、無添加有精卵マヨネーズ(大2)、伊平屋の塩、有機粗挽きこしょう各少々を入れて混ぜればできあがり。

【樋口耕太郎】

なぜ私たちが食に関心を持つのか、おいしいレジスタンスを参照下さい。

爽やかなソースのハンバーグです。

【末金典子】


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☞有機トマトサルサは、生の材料を混ぜ合わせるだけ。良い素材を使うとそれだけでスパイシーでパンチの効いた味に仕上がります。とくにオリーブオイルに妥協しないところがポイントでしょう。

☞ハンバーグだねの材料: ニュージーランド産のオーシャンビーフ沖縄県産紅豚をフードプロセッサーでミンチにした合い挽き肉(450g)、宮城農園のEM有精卵(1個分)、宮平乳業の低温殺菌牛乳(大3)、有機たまねぎのみじん切り(3/4個)、岩手県産南部小麦で作った無添加パン粉(3/4カップ)。

☞ハンバーグだねを作る: オールクラッドのフライパンオーサワの一番搾り菜種油(小1.5)を熱し、有機たまねぎのみじん切りを入れてしんなりするまで炒め、粗熱をとります。ボウルにひき肉、溶き卵、炒めた有機たまねぎ、牛乳に浸したパン粉を入れ、伊平屋の塩夢寿美(えんむすび)の塩(小3/4)、有機粗挽きこしょう(少々)を加え、よく練り混ぜます。2等分にして、空気を抜くようにして小判型にまとめます。

オールクラッドのフライパンオーサワの一番搾り菜種油(小1.5)を熱し、ハンバーグだねの真ん中をくぼませて並べ入れます。しっかり焼き色がついたら裏返し、ふたをして弱火で7〜8分蒸し焼きにします。

☞有機トマトサルサ: 1㎝角に切った有機トマト(1.5個分)、有機たまねぎのみじん切り(3/4個分)、有機にんにくのみじん切り(1.5片分)、有機レモン汁(3/4個分)、タバスコ(小2/3)、伊平屋の塩(小1)、フレスコバルディ・ラウデミオ・エキストラバージンオリーブオイル(大3)を混ぜ合わせます。

☞アボカド(大1個)を薄切りにしてお皿に並べ、ハンバーグを盛って、トマトサルサをかけ、香菜(適量)をのせてできあがり。

☞お皿はポルトガル製、コスタノバのバロッコ(Barroco)です。

【樋口耕太郎】

なぜ私たちが食に関心を持つのか、おいしいレジスタンスを参照下さい。

オウムの恩返し

一羽のオウムがえさを探しながら道に迷い、奥山へ紛れ込みました。日が暮れてあたりが暗くなってきて、我が家の方向さえ分らず途方に暮れていたとき、奥山の鳥や獣が出てきて、

「オウムくん、気味は道を間違えたのだ。君のところはずいぶん遠いから、今からでは帰れないよ。明日送っていってあげるから、今夜は僕たちのねぐらへおいでよ」

と、親切に案内し、

「ここに木の実もあるからお腹いっぱい食べなさい。ここにはおいしい水が流れているよ」

と教え、その上オウムくんが寂しくてはいけないからと、皆でオウムの周りを囲むようにして寝てくれました。オウムは安心してぐっすり休むことができました。

晴れた翌朝、朝日に照らされながら、オウムは奥山の鳥や獣に、にぎやかに送られ、山から山を伝って、無事に古巣に戻ることができました。オウムはこの親切がうれしくてうれしくてなりませんでした。

それから数日たったある日、ふと気がついてみると、奥山のほうに山を包むほどの煙が上がっているではありませんか。オウムは驚いて飛んでいってみると、い まや全山火事になっていました。これを知るとオウムは、谷川に飛び込むと全身をぬらして飛び立ちました。パラパラ水は落ちましたので、山火事の上までき て、体をふるった時は、二、三滴の水しか落ちませんでした。でもオウムはとびかえり、また谷川の水で体をぬらしてはとんで行き、火事の上で身をふって、 二、三滴の水を落としました。これを休みなくくり返していました。

このとき、この有様を谷川のほとりの木の上で、さっきから見ていた他の鳥が、あざ笑うかのように言いました。

「オウムくん、君のもって行くその僅か二、三滴の水であの大山火事が消えると思うのか、骨折り損のくたびれもうけとは、そういうことだ」

といいました。このときオウムは、

「私のもって行く水は僅かです。あの大火事は消えないかもしれません。でもあの火の中に、私をこの上なく親切にし、助けてくれた友だちが、いま苦しんでいるかと思うと、私は止めることはできません。私は水を運びます」

といって、またせっせと水運びを続けました。

すると、一天にわかにかき曇り、大粒の雨がザーッ、ザーッと降り出すと、さすがの大火事もたちまち消えてしまいました。

オウムのまごころが天に通じたからだろうと、皆が評判したということです。

雑宝蔵経(ぞうほうぞうきょう)より

*     *  *

私たちの社会では、オウムの「二、三滴の水」が非効率であるとして、このような「ムダ」は切り捨てるべきであると教育します。オウムの行動を論理的に批判するものが「識者」と呼ばれ、オウムをあざ笑う者の方がいわゆる利口だと解釈されるのです。

私には、むしろ、オウムの方法以外に、山火事を消し去る手段はないと思うのです。

*     *  *

AO入試

数年前沖縄大学のAO入試の面接を担当して、印象的だったことがありました。

受験生の女性に、私の質問: 「世界で、あなたにしかできない、ということは何でしょう?」

彼女が答えに窮していたので、私: 「それでは、最近あなたが誰か人の役に立ったなぁと思えることが何かあれば、教えてください」

彼女は、自信を失って退学しかけていた同級生を毎日励まして、一緒に学校に登校し、その友人の卒業が決まったときの嬉しさについて、話してくれました。

私: 「それは、世界であなたにしか出来ないことでしたね」

彼女は目に涙を浮かべて面接を終えました。

私は、誰でもが、世界中でその人にしか絶対にできないことが必ずあると信じています。その役目を見つけることができた人は、幸福な人生を送る可能性が高いと思いますが、そのヒントは「人の役に立つことが、自分を最も活かす」ということではないかと思っています。

誰もが、自分は価値のある存在でありたいと望んでいると思うのですが、同時に、ほとんどの人が自分の無力さに絶望しているようにも見えます。「誰かの役に立っているとき、私たちは極めて特別な存在であり、その人に対して大きな価値を生み出し、かつ、クリエイティブである」という気づきは、私にとって重要な発見でした。

*     *  *

ヒトデ

私の友人がメキシコを訪れた時の話です。

夕暮れ時、人影のとだえた海岸を歩いていると、遠くの方に誰かがたっているのに気づきました。近づいてみると、メキシコ人の男性が何かを拾っては、海に投げ入れているのです。さらに近づくと、それはヒトデでした。男性は、引き潮で波打ち際に取り残されてしまったヒトデを、一つ一つ拾い上げて海に投げ入れていたのです。どうしてそんなことをしているのだろうと不思議に思った友人は、男性に話しかけました。

「こんばんは。さきほどから気になっているのですが、何をしているかお聞きしてもいいですか?」

「ヒトデを海に帰しているのです。見てください、たくさんのヒトデが波で打ち上げられて、砂浜に残されてしまっているでしょう。私がこうやって海に投げてあげなかったら、このまま干からびて死んでしまうでしょう」

「それは、もっともな話ですが、この海岸だけでも何千というヒトデが打ち上げられているんじゃないでしょうか。それを全部拾って海にかえしてあげるなんてどう考えても無理な話でしょう?それに、世界中には似たような海岸が何百もあります。あなたの気持ちはわかりますが、ここでわずかな命を救っても、それが何の足しになるのでしょう?」
Can’t you see that you can’t possibly make a difference?”

これを聞いた男性は白い歯を見せてニッと笑うと、友人の言葉などおかまいなしに、またヒトデを拾い上げ、海に投げ入れました。

「いま海に帰っていったヒトデにとっては、相当な足しになっていると思うよ」
“made a difference to THAT one!”

そう言うと、また一つヒトデを拾い上げ、海に向かって投げ入れたのでした。

ジャック・キャンフィールド、マーク・V・ハンセン編著『こころのチキンスープ』より

*     *  *

わたしたちのしていることは、
大海の一滴にすぎないですが、
もしこれをするのをやめれば
大海は一滴分小さくなるでしょう

マザー・テレサ

【樋口耕太郎】

プチトマトのマリネを有機小麦粉でまぶしカリカリに焼いたチキンに
かけるだけのおいしさです!

【末金典子】


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宮崎県産無投薬刀根鶏もも肉(2枚)は皮の部分を数カ所フォークで刺して穴をあけ、伊平屋の塩夢寿美(えんむすび)の塩少々とムソーの有機小麦粉(大1)をまんべんなくまぶします。オールクラッドのフライパンオーサワの一番搾り菜種油(大1)を中火で熱し、皮目を下にして入れてふたをし、表面の色が変わるまで焼きます。余分な油をペーパーで拭き取りながら、鶏肉をひっくり返し、今度はふたをせずに焼き、中まで火を通します。

☞プチトマトのマリネは、有機たまねぎ(1/2個)をスライスし、有機プチトマト(450g)を半分に切ります。ボウルに美濃有機すし酢(50ml)、国産はちみつ(小1)、有機レモン汁(1/4個分)をよく混ぜ合わせます。

☞お皿に盛った鶏肉の上に、有機トマトソースをかけて、有機パセリのみじん切り(適量)をふってできあがり。実際食してみると、トマトソースの水分が大目で、せっかくカリカリに焼いた鶏肉の良さが消えてしまった感がありました。

ディナープレートル・クルーゼ。赤色のお皿は使い方が難しいものです。クレソンはサンエー各店ではあまり見かけませんが、ジミーに置いてあることが多いので、こちらで購入。

【樋口耕太郎】

なぜ私たちが食に関心を持つのか、おいしいレジスタンスを参照下さい。

しそを大きくちぎって香りよく炒める炒め物です。

【末金典子】


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オールクラッドのフライパンにオーサワの一番搾り菜種油(小4)を熱し、宮﨑産の無投薬尾崎牛の切り落とし肉(400g)を炒め、肉の色が変わったら一口大に乱切りした赤パプリカ(1個)と斜め5㎜幅に切った有機ねぎ(1本)を加えて炒めます。

全体に油がなじんだら、有機白いりごま(大2)、純米酒(大4)、有機しょうゆ(大2)、タカラの有機本みりん(小2)、を混ぜた合わせ調味料を加え、手早く炒め合わせて火を止めます。青しそ(20枚)を4〜6等分にちぎって加え、さっとひと混ぜしてできあがり。青じそは加熱すると香りが落ちて、色も悪くなりますので、人を止めてから加えてさっと混ぜ合わせるのがいいようです。写真は少し炒めすぎたかもしれません。

【樋口耕太郎】

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今日はうまみたっぷりの中華です!
有機野菜もたくさん食べられて栄養も満点です!
素材それぞれのお味が生きていておいしいですよ~。

【末金典子】


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☞いか(大2はい)は胴から足とわたを抜き出し、内蔵を除きます。胴の中から軟骨を抜き取って洗い、幅1㎝に切ります。足は2本ずつに分けます。うずらの卵(16個)は4分ゆでてカラをむき、まいたけ(2パック)をほぐし、有機にんじん(1本)は皮をむいて長さ3〜4㎝の短冊切りにします。有機ちんげん菜(2株)は葉を一枚ずつはがして、長さ3〜4㎝に切り、茎と葉を分けます。

ル・クルーゼの鍋マルホンの太香ごま油(大2)を中火で熱し、有機にんにくのみじん切り(2かけ分)、有機しょうがのみじん切り(2かけ分)をさっと炒めます。いか、有機にんじん、ちんげん菜の茎を加えて炒め、いかの色が変わったら、粗糖(大1)、有機しょうゆ(大1)、純米酒(大2)、メガシェフの無添加オイスターソース(大2)、伊平屋の塩夢寿美(えんむすび)の塩(小2/3)を混ぜて加え、水800mlを加えて強火で煮立てます。まいたけ、ちんげん菜の葉、うずらの卵を加えて弱火で2〜3分と煮て、水溶き片栗粉(片栗粉大2・水大2)を加えてとろみをつけてできあがり。

【樋口耕太郎】

なぜ私たちが食に関心を持つのか、おいしいレジスタンスを参照下さい。

紅豚と、妻家房の上品なお味の無添加キムチの炒めものを
茹でた国産小麦粉のおうどんにのっけるだけ!

【末金典子】


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スイスダイヤモンドのフライパンに、マルホンの太香ごま油(小2)を熱し、1㎝幅に切った沖縄県産紅豚肩ロース2㎜スライス(150g)を入れて炒めます。色が変わったらざく切りにした妻家房のキムチ(200g)を加えてさっと炒め、有機しょうゆで少々調味します。

☞鍋にお湯を沸かし、国産小麦の讃岐うどんをさっと湯通しし、お湯をきって器に盛ります。豚肉キムチと刻み海苔を順にのせてできあがり。よく混ぜながら頂きます。

☞豚肉をキムチと一緒に炒めて有機しょうゆで少し加えるだけのシンプルな味付け、豚キムチをうどんに乗っけるだけの手軽な料理ではありますが、想像を上回る美味しさで、思わず★★★をつけました。シンプルな料理ほど素材の善し悪しがものを言います。今回のポイントはなんといってもキムチです。妻家房のキムチは100gあたり300円と高価ですが、その価値は大いにあると思いますし、逆に、良質なキムチでなければ★★★にはなりません。

ハリオ製フタがガラスの炊飯鍋で炊いた岐阜県下呂産有機JAS龍の瞳(2合)を、いま流行の「おにぎらず」にしました。宮城農園のEM有精卵(2個)を溶いてフライパンで焼き、妻家房のキムチと一緒にご飯・海苔で包みます。

【樋口耕太郎】

なぜ私たちが食に関心を持つのか、おいしいレジスタンスを参照下さい。

蒸すだけの簡単料理ですが、下味によってさまざまなバリエーションが
楽しめる蒸し鶏。今日は、ふんわり香る紹興酒がポイントのチャイニーズ風。
無添加オイスターソースも使っていますが、味はあっさり、香りは豊かに。
茹でるよりふっくらジューシーに仕上がるヘルシーな蒸し料理です。

前菜には、中国料理でおなじみの、白菜の甘酢漬け=ラーパーツァイです。
大量のしょうがの風味と、鷹の爪や中国山椒の花椒をきかせた
スパイシーさがオリジナル。たっぷりつくっても、あっという間に食べてしまうほどの
自信作です。ご飯にのせても美味しいですよ~!

【末金典子】


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☞材料はいつものとおり「私たちの2人前」です。一般的なレシピの倍から3倍くらいの分量ですが、質の良い食材で調理すると、簡単に食べられて太りません。写真はその一人前です。人気料理研究家、栗原友さんのレシピです。

無投薬刀根鶏の香り蒸し:

☞両面に伊平屋の塩夢寿美(えんむすび)の塩(小3)をふった宮崎県産無投薬刀根鶏もも肉(450g)を、有機しょうゆ(大1.5)、メガシェフの無添加オイスターソース(大1.5)、紹興酒(大3)を混ぜた合わせ調味料に浸けて、冷蔵庫で1時間ほど寝かせます。

鶏肉に有機長ねぎの青い部分(1.5本分)、有機しょうがの薄切り(大3枚)、有機にんにく(1.5かけ)をのせ、蒸し器で約30分蒸します。

有機トマト(大1.5個)を薄切りにして器に並べ、1㎝ほどの食べやすい厚さに切った鶏肉と、斜め細切りにした有機万能ねぎまたはわけぎ(3本)を盛りつけてできあがり。

辣白菜(ラーパーツァイ):

白菜(1/2個)を縦半分に切り、繊維を断つ方向で1㎝程度の細切りにします。

ル・クルーゼの鍋オーサワの一番搾り菜種油(大5)、有機鷹の爪の輪切り(小1)、花椒(大1)を入れて蒸し、香りがたったら白菜を加えます。かさが減ってきたら千切りにした有機しょうが(80g)を加え、全体がなじんだら、有機しょうゆ(大6)、美濃有機純米酢(大4)、純米酒(大3)、粗糖(大1)、伊平屋の塩(小1)を混ぜた調味料を足してあえ、火を止めます。

粗熱がとれたらマルホンの太香ごま油(大2)を加えてできあがり。

【樋口耕太郎】

なぜ私たちが食に関心を持つのか、おいしいレジスタンスを参照下さい。

よ~く見ると、無投薬尾崎牛肉や有機野菜の下にご飯を敷いているんです。
石焼きビビンバにはやっぱりおこげよね。

【末金典子】


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ユウキ食品のコチジャン(小2)、伊平屋の塩夢寿美(えんむすび)の塩(少々)、有機粗挽きこしょう(少々)、おろし有機にんにく(小1)を混ぜたタレに、宮﨑産の無投薬尾崎牛の切り落とし肉(300g)を浸けて10分おきます。

島にんじん(160g)と有機にんじん(160g)を細切りに、有機ほうれん草(140g)は幅5㎝に切って、もやし(100g)と混ぜないようにオールクラッドのフライパンにのせて水20ccを回しかけ、中火で5分蒸します。

ふたを外して水分が飛んだら野菜ごとに皿に取り出し、マルホンの太香ごま油(大4)と塩こしょうで味を付けます。

フライパンの水気を拭いてオーサワの一番搾り菜種油(小4)を熱し、牛肉を炒めて取り出した後に、ハリオ製フタがガラスの炊飯鍋で炊いた岐阜県下呂産有機JAS龍の瞳(2合)を敷きます。この上に野菜、牛肉、妻家房のキムチ(100g)、宮城農園のEM有精卵(2個)を彩りよくのせ、中火で5分間加熱してできあがり。ご飯におこげがついたら火を止めて、一気に混ぜ合わせて頂きます。

【樋口耕太郎】

なぜ私たちが食に関心を持つのか、おいしいレジスタンスを参照下さい。

☞4月2日、3日は渡嘉敷島にて、沖縄大学国際コミュニケーション学科新入学生の宿泊オリエンテーション(「オフキャン」)でした。約25名の上級生スタッフが約半年前から準備を重ねて、約80名の新入生、留学生、編入生たちを迎えます。新年度からの生活と学習についてのできるだけ分りやすいプレゼンテーション、資料づくり、そして当日の進行、説明、指導、レクリエーションまで見事な運営でした。

☞私は2年続けてオリエンテーションの担当教員の仕事をさせて頂いたのですが、主に2つのねらいがあります。第一は、学生主体のボランティア活動が、沖縄社会における組織とリーダーシップのダイナミズムを観察できる貴重な機会だからです。一般に、沖縄社会はリーダーにとっては茨の道です。フォロワーたちはコントロールされることを嫌うため、トップダウン型の運営が機能しにくく、かといって自由に任せるだけでは、組織が崩壊して生産性が一気に低下してしまう、というジレンマを抱えています。いわゆる「本土型」のリーダーシップが沖縄ではなかなか機能しないのです。リーダーが生産性を上げようとして組織に対するコントロールを強化すると、それに表立って異論を唱えるフォロワーは沖縄ではほとんどいませんが、フォロワーの心が離れて組織内部の目に見えないコストが著しく増加するのです。多くの場合リーダーはその因果関係に気がつきません。

会社の従業員やアルバイトと違って、学生のボランティアスタッフになんら義務はありません。リーダーとフォロワーを繋ぐ唯一のものは人間関係であり、リーダーの裸の人間力が問われます。フォロワーの気持ちや事情や人間関係に細やかに配慮して、チームの前向きな気持ちを維持しながら、タイミングと状況を見計らってしっかりと規律を維持しなければなりません。いわばやじろべえの重心を見つけるように、最小限のコントロールで大きな効果を生む人間関係の独特のバランスを見つけにいかなければならないのです。私の見るかぎり沖縄で生まれ育った沖大生は、人の感情の動きと人間関係のバランスに極めて敏感で、この「バランス」をとることの重要性を直感的に理解しています。彼らが組織をまとめるために試行錯誤するときのやり取りは、私にとって経営のヒントに溢れているのです。

このために私にできることがあります。ひとつはリーダーの人選。恐らく担当教員としての最大の仕事はこれで、イメージとしては8割くらいの比重があると思います。ポイントは私が選ばないこと。昨年度参加した学生のチームメンバーから誰がリーダーに相応しいか教えてもらえば良いのです。こんなこと、と思われるかもしれませんが、これを誤ると後の仕事が10倍になり、成功するとその後の仕事が激減します。例えば実社会の選挙活動には多分に候補者自身の誇張や噓が含まれているため、投票者は誰が適切なリーダかの選択を誤ることも少なくありませんが、幸いなことに、学生には妙なセールスマンシップがありませんので、この方法は機能しやすいと思います。

1991年8月、かつてウォール街の雄として隆盛を誇ったソロモン・ブラザーズで米国債の不正入札が発覚した事件がありました。この金融スキャンダルによって存続すら危ぶまれた時、大株主だったウォーレンバフェットは、専門外の証券会社の経営をフルタイムで担当し、9ヶ月間でトラブルをほぼ完全に収束させたのです。彼がはじめに行ったことは、経営メンバー一人一人と面接をし、誰が経営者として相応しいか、そしてその理由は何かを聞き、従業員がもっとも信頼する者を選別して、自分の専門外である証券業務の現場を任せたのです。

私ができることのもうひとつはバランスの維持です。組織が巡航速度で前進しているときは、ほとんど何もしていないかのように見えるのですが、いったん組織がバランスを失うと、急速に運営コストが上昇してリーダーの仕事が膨れ上がります。このようにバランスを崩す要素を特定して未然に防ぐこと、またはリーダーがバランスをとりやすいように手助けすることが重要な仕事だと思うのです。現に、昨年はこのバランスが崩れて、一時組織が混乱しかけたことがありました。

何よりも重要なのが、一人一人の学生に対する深い関心と、観察力と、人間関係への洞察力でしょう。特に「組織をまとめたい」という私の都合(エゴ)をいったん捨てて、一人一人の学生の気持ちに寄り添う覚悟が必要です。この力をはじめから持っている人は存在しませんので、深い思いやりを持って人に接する訓練を重ねるしか方法はありません。

☞二つ目のねらいは、食のことです。日頃からとても気になっていることのひとつが、学生(に限りませんが)が毎日食べている食事です。私の主観も入りますが、それはそれは劣悪と言って差し支えない状態で、こんなものを食べ続けていたら毎日の生活が辛くなりますし、力も発揮できず、情熱も湧き出ず、なによりも時間の問題で体を壊してしまいます。現代社会では食の重要性があまりに過小評価されていると感じているのですが、このことは、言葉で表現してもほとんど人には伝わりません。そこで、120名近くの学生と教員が参加するオフキャンの野外炊飯で、可能なかぎり高品質な(といっても、私はこれが「普通」だと思いますが)食材を調達し、調理し、実際に食べて、その違いを実感することは、とても価値があると思うのです。

今回用意した食材と一人分の分量は以下の通りです:

北海道産有機じゃがいも 100g
北海道産有機たまねぎ 100g
熊本県産有機にんじん 30g
宮崎県産無投薬刀根鶏もも肉 100g
オーサワの無添加カレールウ
40g
創健社の化学調味料・着色料無添加福神漬け 40g
熊本県産特別栽培米 160g
オーサワの一番搾り菜種油 適量

有機じゃがいも、有機たまねぎ、有機にんじんは大八産業、カレールウと福神漬けはグリーンリーフから納品頂きました。

☞オリエンテーションの二日目、台風4号接近の影響で渡嘉敷島から那覇泊港への戻りの便の出航がなんと5時間早まり、とかしくビーチのキャンプ場で予定していたお昼の野外炊飯がキャンセルになってしまいました。いったん諦めかけたのですが、学生スタッフの強い意思で、用意した食材をすべて引き取って急遽大学に戻り、調理実習室で「究極のカレー」をみんなで作って食べました。

☞興味深かったことをいくつか。調理実習のキッチンが6つあったので、6つのグループに別れてカレーを作りましたが、まったく同じ材料でありながら、料理する者の個性やチームワークによって、ほとんど違う料理と言えるほどのバリエーションが生まれたことです。改めて、料理人の意識や気持ちやチームの雰囲気が料理に与える影響力の大きさを実感しました。

私はいつも経験していることですが、質の高い食材で作った料理を食べると、急速に体温が上がって汗だくになります。ふと横を見ると、案の定、学生たちもみんな汗だくになっていたのがおかしいくらいでした。必ずしもあたたかい料理や、辛い料理でなくても同じ現象が起こるのですが、これは恐らく、ハイオクガソリンを給油したような状態なのではないかと想像しています。燃焼効率が高くエネルギーが大量に生じる一方で、エンジン(体)への負担が少ないだけでなく、すぐに燃え尽きるために多く食べても太りません。私は、量を管理してダイエットをするくらいなら食材の質を圧倒的に上げた方が良いと思っています。効果はゆっくり生じますが、無理なく、確実に減量でき、リバウンドがありません。

おいしい料理はほんとうに食が進みます。みんな過去の野外炊飯のときとは食べる量がまるで違っていました。例年野外炊飯の後は残り物が大量に生じるものですが今回はほとんど残りません。持ち帰り希望者も多く、食材も含めて一切がなくなってしまいました。食材の質の違いに驚きながら楽しそうに食べる学生の姿を見るのは嬉しいものです。やっぱり、おいしいものは誰もがちゃんとおいしいと分るのです。

みなさん、お疲れさまでした。

【樋口耕太郎】

なぜ私たちが食に関心を持つのか、おいしいレジスタンスを参照下さい。

有機カレー粉でスパイシーに仕上げます。
紅豚のうまみでスープの素いらずです!

【末金典子】


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オールクラッドのフライパン沖縄県産紅豚のひき肉(350g)と純米酒(大3)を入れ、混ぜてから中火にかけます。ひき肉がバラバラになったら有機カレー粉(大1.5)を加えます。軽く混ぜて水(2カップ)を加え、煮立ったらアクを取ります。有機カレー粉はジミー大山店で購入。

さらに、縦半分に切って5㎜間隔で斜めに切り込みを入れて3等分に切った 有機なす(5個分)、有機しょうゆ(大4.5)、純米酒(大3)、粗糖(大1.5)を加えてふたをして10分煮たら、一口大に切った 有機トマト(2個分)を加え、水溶き片栗粉(水大3・片栗粉大1.5)を混ぜて加えて、とろりとするまで煮てできあがり。

【樋口耕太郎】

なぜ私たちが食に関心を持つのか、おいしいレジスタンスを参照下さい。