やわらく煮た塩豚を、有機きゅうり、国産塩蔵わかめ、とともにサンチュに
巻いていただきます。無添加コチュジャンやごま油に有機粗びき黒こしょうを
混ぜたつけだれも添えて。

【末金典子】


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《やわらか塩豚》

材料:
沖縄県産紅豚肩ロースかたまり肉(400g)
有機長ねぎの青い部分(1本分)
伊平屋の塩

下準備:
豚肉は塩(大1/2)を全体にすり込み、ラップで包んで冷蔵庫に入れ、一晩おく。調理する30分前に出しておく。

作り方:
①鍋に水4カップを入れて日にかけ、煮立ったら豚肉、有機ねぎを入れる。再び煮立ったら弱めの中火にしてふたをし、約30分ゆでる。
②そのまま冷ましてから取り出し、4㎜厚さに切る。

《やわらか塩豚韓国風》

①有機きゅうり1本は長さを3等分にして5㎜幅の棒状に切る。塩蔵わかめ30gは水に約5分浸し、塩抜きをし、水気を絞って食べやすく切る。
②やわらか塩豚、サンチュ10枚、有機きゅうり、わかめを器に盛る。ごま油、有機粗挽きこしょう(各適量)を混ぜた付けダレ、ユウキ食品のコチジャン(適量)を添える。

【樋口耕太郎】

なぜ私たちが食に関心を持つのか、おいしいレジスタンスを参照下さい。

紅塩豚の塩気をスープに生かすから、調味は最小限でOKですよ~。

【末金典子】


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☞今回もSHIORIさんのレシピ。味付けは塩のみ。おいしいお肉をじっくり煮込むと、それでもとっても味わいの深いスープができあがります。

材料:
沖縄県産紅豚
肩ロースかたまり肉(350g〜400g)
有機ごぼう(1/2本)
有機にんじん(2/3本)
有機里いも(小6個)

有機ローリエ(1枚)
伊平屋の塩有機粗挽きこしょう(各適量)

下準備:
豚肉に伊平屋の塩(小1)を全体にすり込む。ペーパータオル、ラップで順に包み、冷蔵庫で2〜3日おく。途中で汁が出たらペーパータオルを取り替える。

作り方:
①豚肉はさっと水で洗い、3〜4等分に切る。
ルクルーゼの鍋に①、有機ローリエ、水(5〜6カップ)を入れて強火にかける。沸騰したらアクを除き、フタをして弱火で約1時間煮る。
③有機ごぼうはたわしでよく洗い、有機にんじんとともに一口大の乱切りにする。
④②に有機里いも、③を加え、再びふたをして約30分煮る。野菜が柔らかくなったら、伊平屋の塩、有機粗挽きこしょうで味を整え、器に盛って出来上がり。好みでクレソン、有機ハンダマ、無添加有機マスタードを添える。

【樋口耕太郎】

なぜ私たちが食に関心を持つのか、おいしいレジスタンスを参照下さい。

厚手のお鍋でお野菜と一緒に蒸し煮し、お肉のおいしさを閉じ込めます。

【末金典子】


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材料:
沖縄県産紅豚肩ロースかたまり肉(350g)
伊平屋の塩
(適宜)
有機じゃがいも(1個)
有機とうもろこし(1/2本)
有機キャベツ(1/8個・150g)
有機にんにく(2片)
有機無添加白ワイン(1/4カップ)
有機ローリエ(1枚)
有機はちみつマスタードだれ[有機はちみつ、有機粒マスタード(各大2)、有機しょうゆ(小2)]
ラウデミオ・フレスコバルディ・エキストラバージンオリーブオイル
有機粗挽き黒こしょう伊平屋の塩(適宜)

作り方《塩豚》:
豚肉をバットにおき、伊平屋の塩5.25g(豚肉の重量の1.5%が目安)を全体にふります。なじむように揉み込み、保存用密封袋に入れます。冷蔵庫に入れ、一晩おいてなじませます。(出来上がりから冷蔵庫で4〜5日保存可能です)

作り方《ポットロースト》:
①塩豚は切らずに水でさっと洗い、ペーパータオルで水気を拭き、室温に約30分おきます。有機じゃがいもは皮付きのままよく洗い、乱切りにしてボウルに入れ、ラウデミオ・オリーブ油(小2)をまぶします。有機とうもろこしは長さを4等分に切ります。有機キャベツは4等分のくし形切りにします。
ル・クルーゼの鍋にエキストラバージンオリーブオイル(小2)を入れて熱します。塩豚を入れてトングなどで鍋に押し付けながら全面を焼き、有機にんにくも皮付きのまま加えて焼きます。
③塩豚に焼き色がついたら有機無添加ワインを加え、ひと煮立ちしたら有機ローリエ、有機粗挽きこしょう(小1/3〜1/2)を加えます。ふたをして弱火にし、約10分蒸し煮にします。
④塩豚を裏返し、有機じゃがいも、有機とうもろこしを加え、再びふたをして約10分蒸し煮にします。
⑤再度塩豚の向きを変え、有機キャベツを加えて伊平屋の塩少々をふり、再びふたをしてさらに10分蒸し煮にします。火を止めてそのまま10分おきます。
⑥塩豚を他の有機野菜と一緒に器に盛って、有機はちみつマスタードだれを混ぜてかけると出来上がり。

【樋口耕太郎】

なぜ私たちが食に関心を持つのか、おいしいレジスタンスを参照下さい。

夏であってもホワイトソースの熱々のグラタンは格別なお味です。
熱いグラタンをフーフーしながら食べると、心までほぐれてくるから不思議です。

【末金典子】


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☞レシピは『彼ごはん』シリーズが360万部(!)を突破する大ヒットとなったSHIORIさんのもの。

材料:
アルチェネロ有機マカロニ(100g)
宮崎県産無投薬刀根鶏
むね肉(300g)
有機たまねぎ(小1個)
しめじ(1パック)
カルピスバター(40g)
ムソーの有機薄力小麦粉(40g)
宮平乳業の低温殺菌牛乳(600ml)
無添加コンソメ(1個)
溶ける無添加チーズ細切りタイプ(適量)
伊平屋の塩有機粗挽きこしょう(各適量)
有機パセリ(適宜)

*分量は私たちの2人前で、日本の標準的なレシピの1.5倍〜3倍くらいの量になるときがあります。例えば今回SHIORIさんの「2人分」は、上記分量のちょうど半分です。写真は私たちの「1人前」、つまりSHIORIさんの「2人前」ということになります。

作り方:
①鶏肉は2㎝角に切り、伊平屋の塩、有機粗挽きこしょうをふります。有機たまねぎは薄切りに、しめじは石づきを切ってほぐします。たっぷりのお湯に塩を加えて、アルチェネロの有機マカロニを表示時間より1〜2分長く、柔らかめにゆでます。
②熱したオールクラッドのフライパンにカルピスバターを溶かし、鶏肉と有機たまねぎを加え、有機たまねぎがしんなりするまで炒めます。
③②に有機薄力粉をふり入れて、鶏肉と有機たまねぎになじむまで炒めます。
④宮平の低温殺菌牛乳を少しづつ加え、そのつどよく混ぜます。
⑤なめらかなホワイトソースになったら、しめじ、無添加コンソメを加え、適度なとろみがつくまで2〜3分煮ます。
⑥ゆでた有機マカロニを加え、伊平屋の塩で味を整えます。
⑦グラタンの皿の内側にカルピスバター(分量外)を薄く塗り、⑥を流し入れます。全体に無添加チーズを散らし、オーブントースターで焼き色がつくまで5〜6分焼きます。有機パセリのみじん切りを散らしてできあがり。

なぜ私たちが食に関心を持つのか、おいしいレジスタンスを参照下さい。

ヒレ肉を使えば、このボリュームでもすごく低カロリーになります。
肉厚のお肉のうま味とキノコのコクがおいしく合体して、
大満足のごちそうになりますよ~!

【末金典子】


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材料:
沖縄県産紅豚肩ヒレ肉(350g)
マッシュルーム・石づきを除いて薄切りしたもの(1パック・100g)
まいたけ・石づきを除いて細かく裂いたもの(1パック・100g)
カルピスバター(10g)
有機にんにくみじん切り(1かけ)
有機たまねぎみじん切り(1/4個・50g)
伊平屋の塩(小1/4)、有機粗挽き黒こしょう(少々)]
エキストラバージンオリーブオイル(大1/2)
[無添加有機白ワイン(大2)、
伊平屋の塩(小1/2)、有機粗挽き黒こしょう(少々)
有機クレソンの葉(1束)
有機ミニトマト・ヘタを除いて半分に切ったもの(8個)

作り方:
スイスダイヤモンドのフライパンにカルピスバターを溶かして、有機にんにくと有機たまねぎを炒めます。しんなりしてきたらキノコを加えて炒め、で調味して冷まします。
②紅豚は長さを2等分し、それぞれの中央に切り込みを入れて厚みが半分になるように観音に開きます。ラップをかぶせてめん棒などでたたいて薄くのばし、ラップごと上下を返します。①を等分して広げてのせ、ラップを巻きすのように使って包み巻き、両端をねじります。
③耐熱皿に②を入れ、電子レンジ(600W)で5分加熱します。そのまま5分おき、ラップを外します。出てきた蒸し汁はとっておきます。
スイスダイヤモンドのフライパンにエキストラバージンオリーブオイルを熱し、③の汁気を切って並べ入れます。中火でこんがりと焼き、③で出た蒸し汁とを加えて味をからめます。有機クレソンと有機ミニトマトを添え、フライパンに残った汁をかけてできあがり。

なぜ私たちが食に関心を持つのか、おいしいレジスタンスを参照下さい。

長ねぎを炒めて甘みを引き出したソースでいただく無投薬刀根鶏のゆでどりです。

【末金典子】


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材料:
宮崎県産無投薬刀根鶏
むね肉(2枚・600g)
有機レタス(6枚)
青じそ(12枚)
有機ねぎごまソース
[有機長ねぎのみじん切り(2本分)、有機にんにくのみじん切り(2片分)、有機しょうがのみじん切り(2かけ分)、有機黒いりごま、純米酒(各大2)、美濃有機純米酢(大1)、伊平屋の塩(小2/3)]
伊平屋の塩、純米酒マルホンの太香ごま油

作り方:
①鶏肉は厚い部分に包丁を入れて開き、伊平屋の塩小さじ2をふって3〜5分おきます。ルクルーゼの鍋に水6カップ、純米酒(大2)を入れて沸騰させ、鶏肉をいれて約2分ゆでます。火を止めてふたをし、そのまま10〜12分おきます。
スイスダイヤモンドのフライパンにマルホンの太香ごま油(大3)を熱し、有機ねぎごまソースの有機ねぎ、有機にんにく、有機しょうがを炒めます。しんなりしたら、残りの材料、①の鶏のゆで汁(大6)を加えて混ぜ、1〜2分煮て火を止めます。
③有機レタスとしそを千切りにして合わせ、器に敷きます。①の鶏肉の汁を切り、1㎝厚さのそぎ切りにしてのせ、②をかけて頂きます。

【樋口耕太郎】

なぜ私たちが食に関心を持つのか、おいしいレジスタンスを参照下さい。

香ばしく焼いた無投薬刀根鶏のこくを加えて煮るスープに、薬味だれの風味を
添えます。

【末金典子】


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☞ミセス Cooking Card 2015年1月のメニューです。ミセスのレシピは多くの女性誌の中でも料理上級者向けの洗練された品が多く、とても勉強になります。今回のレシピも有機だいこんと鶏もも肉だけの、実にシンプルな素材で、びっくりするくらい深みのある料理になりました。ぜひ有機だいこんと質の良い鶏肉でつくってみて下さい。

スープの味付けは、「少し薄いかな」と感じるくらいが良いのではないでしょうか?有機だいこんを下ゆですることで、上品な味わいになります。昆布だしに無添加鶏ガラスープの深みが加わって、品の良さと味の深みのバランスが絶妙な一品です。

材料:
有機だいこん(20㎝)
宮崎県産無投薬刀根鶏
もも肉(1枚・300g)
塩(小1/3)
昆布7㎝角(1枚)
オーサワの一番搾り菜種油
(小2)
[純米酒(大2)、有機しょうゆ(大1)、無添加鶏ガラスープのもと(小1)伊平屋の塩有機粗挽き黒こしょう(各少々)]
たれ
[有機しょうゆ(大2)、純米酒(大1)、美濃有機純米酢粗糖(各小1/2)、有機長ねぎ粗みじん切り(大3)、有機しょうがみじん切り(小1)、マルホンの太香ごま油(小1)]

作り方:
①鶏肉は、黄色い脂肪を除き、3㎝角くらいの大きさに切って、塩をふります。
②有機だいこんは、2.5㎝厚さに切り、皮をむいていちょう切りにし、熱湯で5分ほど下ゆでします。
スイスダイヤモンドのフライパンに一番搾り菜種油を熱し、鶏肉を皮目を下にして焼き、きつね色になったら返してさっと焼きます。
ルクルーゼの鍋に水6カップ、昆布を入れて弱火にかけ、沸騰したら昆布を取り出します。②、③、Aを加えて、有機だいこんが柔らかくなるまで(30分くらい)煮てできあがり。
⑤器に④を盛り、混ぜ合わせたたれを添えます。有機だいこんや鶏肉にたれをつけて頂きます。

【樋口耕太郎】

なぜ私たちが食に関心を持つのか、おいしいレジスタンスを参照下さい。

いつもの紅豚&もやしの組み合わせも深みのある味わいでワンランクアップの
炒め煮です。もやしでボリューム感のある豪華なメインです。
煮汁までとてもおいしく、ご飯がすすみますよ~。

【末金典子】


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材料:
沖縄県産紅豚
肩ロース2㎜(300g)
もやし(2袋)
わけぎ(2〜3本)
煮汁の材料メガシェフの無添加オイスターソース、有機しょうゆ、純米酒(各大1)、水200ml、有機にんにくすりおろし(1かけ分)]
マルホンの太香ごま油(大1)
伊平屋の塩夢寿美(えんむすび)の塩
有機粗挽き黒こしょう

つくりかた:
①紅豚は3〜4等分に切って伊平屋の塩、有機粗挽き黒こしょう各少々をふります。わけぎは斜め薄切りにします。
スイスダイヤモンドのフライパンにマルホンの太香ごま油を中火で熱し、紅豚をさっと炒めます。
③色が変わったら煮汁の材料を加えて煮立て、もやしを加えて混ぜながら5分ほど煮ます。もやしがくたっとしたら器に盛り、わけぎをのせて、有機粗挽き黒こしょう適量をふってできあがり。

【樋口耕太郎】

なぜ私たちが食に関心を持つのか、おいしいレジスタンスを参照下さい。

煮たときのホクホク食感がたまらないレンコン。
疲労回復に効果があるという豚肉と合わせ、有精卵のゆで卵とともに
栄養価が高く優しい甘さの黒砂糖を使って2時間弱じっくり煮ます。


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材料:
れんこん(乱切り)
沖縄県産紅豚
肩ロースかたまり肉(500g)
有機しょうが薄切り(1/2かけ)
宮城農園のEM有精卵
のゆで卵(3個)
粗糖(1/4カップ)、有機しょうゆ、純米酒(各1/4カップ)]
タカラの有機本みりん
(大1.5)


つくり方:
ルクルーゼの鍋沖縄県産紅豚肩ロースかたまり肉を入れ、ひたひたまで水(分量外)を加え、中火で煮ます。沸騰して泡が立ったら、豚肉をざるに上げて水で洗います。
②ルクルーゼの鍋を洗い、豚肉を戻し入れ、ひたひたより少し大目の水(分量外)を入れます。有機しょうがを加え、肉がやわらかくなるまでフタをして弱火で3時間煮込みます(水分がなくなったら、ひたひたまで水を足します)。火を止めて、鍋のまま一晩おきます。
③鍋の上に固まった脂を取り除きます。同時に、肉が半分かくれるあたりまで煮汁の上の方を捨て、有機しょうがも取り除きます。
④レンコン、ゆで卵、を加え、フタをして1時間ほど弱火で煮ます。最後に有機本みりんを加え、照りが出るまで中火で15分煮てできあがり。

【樋口耕太郎】

なぜ私たちが食に関心を持つのか、おいしいレジスタンスを参照下さい。

くせのない、やさしい味わいで、どんな味つけや調理法とも相性よしの
甘みたっぷりの白菜。たくさん食べても低カロリーなので、体をすっきり
整えてくれます。

【末金典子】


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☞白菜(大1/4株)は葉と芯に切り分け、芯は根元をつけたまま縦に3等分に切り、葉は一口大に切ります。有機じゃがいも(4個・600g)は皮をむいて4つに切ります。有機たまねぎ(1/2個)は縦に薄切りにします。有機セロリの茎(小1本分)は斜め薄切りにします。

沖縄県産紅豚肩ロースかたまり肉(500g)をビニール袋に入れ、伊平屋の塩有機粗挽き黒こしょう(各少々)をふってから、チョーコーの有機麦味噌(大1)、有機レモン汁(小1)、有機にんにくすりおろし(1かけ分)、有機タイム(2枝)を加え、袋の外から手でよく揉みます。ラウデミオ・フレスコバルディ・エキストラバージンオリーブオイル(大1)を加え、冷蔵庫に入れて2〜3時間から一晩おきます。

スイスダイヤモンドのソテーパンにエキストラバージンオリーブオイル(大1)を強めの中火で熱します。有機じゃがいもを入れ、全体に香ばしい焼き色をつけて取り出します。同じフライパンに白菜の芯を並べ入れ、同様に焼き色をつけて取り出します。続けて、上の豚肉を入れ、ころがしながら焼き色をつけ、取り出します。

フライパンを洗って水気を拭き、エキストラバージンオリーブオイル(大1)を中火で熱します。有機たまねぎ、有機セロリを入れて、薄く色づくまで炒めてから平らに広げ、有機じゃがいも、白菜の芯を順に重ねて、伊平屋の塩、有機粗挽き黒こしょう(各少々)をふります。さらに豚肉をのせ、白菜の葉を、豚肉にかぶせるように広げ入れてフタをします。強めの中火にして、フライパン全体をあたためてからごく弱火にし、30分ほど蒸し焼きにします。

豚肉を取り出して、汁けをきった野菜とともに器に盛ります。フライパンに残った蒸し汁に美濃有機純米酢(小1)、カルピスバター(20g)を加えて中火でかるく煮詰め、豚肉と野菜に回しかけ、半月切りした国産レモン(適量)、有機タイム(適量)を飾ってできあがり。

【樋口耕太郎】

なぜ私たちが食に関心を持つのか、おいしいレジスタンスを参照下さい。

今日はご飯がガンガンすすむレシピです。
有機ニンニクとゴマ油を効かせた有機ホウレンソウのナムルは、
パンチがきいているのでお肉と合わせていい勝負です。
ナチュラルビーフの焼き肉、妻家房の無添加キムチと一緒にご飯にのっけ、
ザクザク混ぜて、豪快にいただきます!
もちろん焼き肉のタレも手作りで。

【末金典子】


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手作り焼き肉のタレ: 有機しょうゆ(大9)、純米酒(大3)粗糖(大3)、ムソーのストレート有機リンゴジュース(大6)、中びき有機粉唐辛子(大1.5)、有機にんにくすりおろし(3かけ分)、有機しょうがすりおろし(3かけ分)、有機ねぎみじんぎり(15㎝分)をボウルに合わせ、有機白ごまを(大3)指でつぶして半ずり状にしながら加え、しっかりと混ぜ合わせます。マルホンの太香ごま油(大3)を加えて混ぜ合わせてできあがり。清潔な瓶に移して冷蔵庫で4〜5日保存可能です。この分量は私たちの2人前、約360ml分です。

今晩のビビンバに限らず、いつもの焼き肉が手作りのタレで特別なごちそうになりますので、ぜひお勧めです。

ナチュラルビーフの焼き肉のビビンバ: 有機ほうれん草(3束)を熱湯で約1分ゆで、水にとって冷やし、水気をよく絞ります。ニュージーランド産のオーシャンビーフのリブアイ(300g)は焼き肉のタレに約10分浸けます。

ボウルにゆでた有機ほうれん草、有機にんにくすりおろし(1.5かけ分)、伊平屋の塩夢寿美(えんむすび)の塩(小1)、マルホンの太香ごま油(大3)を入れてあえます。

スイスダイヤモンドのフライパンにオーサワの一番搾り菜種油(小6)を熱して牛肉を焼き、手作り焼き肉のタレを加えてからめます。器にご飯を盛り、ほうれん草、焼き肉、妻家房のキムチ(適量)をのせてできあがり。

【樋口耕太郎】

なぜ私たちが食に関心を持つのか、おいしいレジスタンスを参照下さい。

爽やかなソースのハンバーグです。

【末金典子】


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☞有機トマトサルサは、生の材料を混ぜ合わせるだけ。良い素材を使うとそれだけでスパイシーでパンチの効いた味に仕上がります。とくにオリーブオイルに妥協しないところがポイントでしょう。

☞ハンバーグだねの材料: ニュージーランド産のオーシャンビーフ沖縄県産紅豚をフードプロセッサーでミンチにした合い挽き肉(450g)、宮城農園のEM有精卵(1個分)、宮平乳業の低温殺菌牛乳(大3)、有機たまねぎのみじん切り(3/4個)、岩手県産南部小麦で作った無添加パン粉(3/4カップ)。

☞ハンバーグだねを作る: オールクラッドのフライパンオーサワの一番搾り菜種油(小1.5)を熱し、有機たまねぎのみじん切りを入れてしんなりするまで炒め、粗熱をとります。ボウルにひき肉、溶き卵、炒めた有機たまねぎ、牛乳に浸したパン粉を入れ、伊平屋の塩夢寿美(えんむすび)の塩(小3/4)、有機粗挽きこしょう(少々)を加え、よく練り混ぜます。2等分にして、空気を抜くようにして小判型にまとめます。

オールクラッドのフライパンオーサワの一番搾り菜種油(小1.5)を熱し、ハンバーグだねの真ん中をくぼませて並べ入れます。しっかり焼き色がついたら裏返し、ふたをして弱火で7〜8分蒸し焼きにします。

☞有機トマトサルサ: 1㎝角に切った有機トマト(1.5個分)、有機たまねぎのみじん切り(3/4個分)、有機にんにくのみじん切り(1.5片分)、有機レモン汁(3/4個分)、タバスコ(小2/3)、伊平屋の塩(小1)、フレスコバルディ・ラウデミオ・エキストラバージンオリーブオイル(大3)を混ぜ合わせます。

☞アボカド(大1個)を薄切りにしてお皿に並べ、ハンバーグを盛って、トマトサルサをかけ、香菜(適量)をのせてできあがり。

☞お皿はポルトガル製、コスタノバのバロッコ(Barroco)です。

【樋口耕太郎】

なぜ私たちが食に関心を持つのか、おいしいレジスタンスを参照下さい。

紅豚と、妻家房の上品なお味の無添加キムチの炒めものを
茹でた国産小麦粉のおうどんにのっけるだけ!

【末金典子】


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スイスダイヤモンドのフライパンに、マルホンの太香ごま油(小2)を熱し、1㎝幅に切った沖縄県産紅豚肩ロース2㎜スライス(150g)を入れて炒めます。色が変わったらざく切りにした妻家房のキムチ(200g)を加えてさっと炒め、有機しょうゆで少々調味します。

☞鍋にお湯を沸かし、国産小麦の讃岐うどんをさっと湯通しし、お湯をきって器に盛ります。豚肉キムチと刻み海苔を順にのせてできあがり。よく混ぜながら頂きます。

☞豚肉をキムチと一緒に炒めて有機しょうゆで少し加えるだけのシンプルな味付け、豚キムチをうどんに乗っけるだけの手軽な料理ではありますが、想像を上回る美味しさで、思わず★★★をつけました。シンプルな料理ほど素材の善し悪しがものを言います。今回のポイントはなんといってもキムチです。妻家房のキムチは100gあたり300円と高価ですが、その価値は大いにあると思いますし、逆に、良質なキムチでなければ★★★にはなりません。

ハリオ製フタがガラスの炊飯鍋で炊いた岐阜県下呂産有機JAS龍の瞳(2合)を、いま流行の「おにぎらず」にしました。宮城農園のEM有精卵(2個)を溶いてフライパンで焼き、妻家房のキムチと一緒にご飯・海苔で包みます。

【樋口耕太郎】

なぜ私たちが食に関心を持つのか、おいしいレジスタンスを参照下さい。

☞4月2日、3日は渡嘉敷島にて、沖縄大学国際コミュニケーション学科新入学生の宿泊オリエンテーション(「オフキャン」)でした。約25名の上級生スタッフが約半年前から準備を重ねて、約80名の新入生、留学生、編入生たちを迎えます。新年度からの生活と学習についてのできるだけ分りやすいプレゼンテーション、資料づくり、そして当日の進行、説明、指導、レクリエーションまで見事な運営でした。

☞私は2年続けてオリエンテーションの担当教員の仕事をさせて頂いたのですが、主に2つのねらいがあります。第一は、学生主体のボランティア活動が、沖縄社会における組織とリーダーシップのダイナミズムを観察できる貴重な機会だからです。一般に、沖縄社会はリーダーにとっては茨の道です。フォロワーたちはコントロールされることを嫌うため、トップダウン型の運営が機能しにくく、かといって自由に任せるだけでは、組織が崩壊して生産性が一気に低下してしまう、というジレンマを抱えています。いわゆる「本土型」のリーダーシップが沖縄ではなかなか機能しないのです。リーダーが生産性を上げようとして組織に対するコントロールを強化すると、それに表立って異論を唱えるフォロワーは沖縄ではほとんどいませんが、フォロワーの心が離れて組織内部の目に見えないコストが著しく増加するのです。多くの場合リーダーはその因果関係に気がつきません。

会社の従業員やアルバイトと違って、学生のボランティアスタッフになんら義務はありません。リーダーとフォロワーを繋ぐ唯一のものは人間関係であり、リーダーの裸の人間力が問われます。フォロワーの気持ちや事情や人間関係に細やかに配慮して、チームの前向きな気持ちを維持しながら、タイミングと状況を見計らってしっかりと規律を維持しなければなりません。いわばやじろべえの重心を見つけるように、最小限のコントロールで大きな効果を生む人間関係の独特のバランスを見つけにいかなければならないのです。私の見るかぎり沖縄で生まれ育った沖大生は、人の感情の動きと人間関係のバランスに極めて敏感で、この「バランス」をとることの重要性を直感的に理解しています。彼らが組織をまとめるために試行錯誤するときのやり取りは、私にとって経営のヒントに溢れているのです。

このために私にできることがあります。ひとつはリーダーの人選。恐らく担当教員としての最大の仕事はこれで、イメージとしては8割くらいの比重があると思います。ポイントは私が選ばないこと。昨年度参加した学生のチームメンバーから誰がリーダーに相応しいか教えてもらえば良いのです。こんなこと、と思われるかもしれませんが、これを誤ると後の仕事が10倍になり、成功するとその後の仕事が激減します。例えば実社会の選挙活動には多分に候補者自身の誇張や噓が含まれているため、投票者は誰が適切なリーダかの選択を誤ることも少なくありませんが、幸いなことに、学生には妙なセールスマンシップがありませんので、この方法は機能しやすいと思います。

1991年8月、かつてウォール街の雄として隆盛を誇ったソロモン・ブラザーズで米国債の不正入札が発覚した事件がありました。この金融スキャンダルによって存続すら危ぶまれた時、大株主だったウォーレンバフェットは、専門外の証券会社の経営をフルタイムで担当し、9ヶ月間でトラブルをほぼ完全に収束させたのです。彼がはじめに行ったことは、経営メンバー一人一人と面接をし、誰が経営者として相応しいか、そしてその理由は何かを聞き、従業員がもっとも信頼する者を選別して、自分の専門外である証券業務の現場を任せたのです。

私ができることのもうひとつはバランスの維持です。組織が巡航速度で前進しているときは、ほとんど何もしていないかのように見えるのですが、いったん組織がバランスを失うと、急速に運営コストが上昇してリーダーの仕事が膨れ上がります。このようにバランスを崩す要素を特定して未然に防ぐこと、またはリーダーがバランスをとりやすいように手助けすることが重要な仕事だと思うのです。現に、昨年はこのバランスが崩れて、一時組織が混乱しかけたことがありました。

何よりも重要なのが、一人一人の学生に対する深い関心と、観察力と、人間関係への洞察力でしょう。特に「組織をまとめたい」という私の都合(エゴ)をいったん捨てて、一人一人の学生の気持ちに寄り添う覚悟が必要です。この力をはじめから持っている人は存在しませんので、深い思いやりを持って人に接する訓練を重ねるしか方法はありません。

☞二つ目のねらいは、食のことです。日頃からとても気になっていることのひとつが、学生(に限りませんが)が毎日食べている食事です。私の主観も入りますが、それはそれは劣悪と言って差し支えない状態で、こんなものを食べ続けていたら毎日の生活が辛くなりますし、力も発揮できず、情熱も湧き出ず、なによりも時間の問題で体を壊してしまいます。現代社会では食の重要性があまりに過小評価されていると感じているのですが、このことは、言葉で表現してもほとんど人には伝わりません。そこで、120名近くの学生と教員が参加するオフキャンの野外炊飯で、可能なかぎり高品質な(といっても、私はこれが「普通」だと思いますが)食材を調達し、調理し、実際に食べて、その違いを実感することは、とても価値があると思うのです。

今回用意した食材と一人分の分量は以下の通りです:

北海道産有機じゃがいも 100g
北海道産有機たまねぎ 100g
熊本県産有機にんじん 30g
宮崎県産無投薬刀根鶏もも肉 100g
オーサワの無添加カレールウ
40g
創健社の化学調味料・着色料無添加福神漬け 40g
熊本県産特別栽培米 160g
オーサワの一番搾り菜種油 適量

有機じゃがいも、有機たまねぎ、有機にんじんは大八産業、カレールウと福神漬けはグリーンリーフから納品頂きました。

☞オリエンテーションの二日目、台風4号接近の影響で渡嘉敷島から那覇泊港への戻りの便の出航がなんと5時間早まり、とかしくビーチのキャンプ場で予定していたお昼の野外炊飯がキャンセルになってしまいました。いったん諦めかけたのですが、学生スタッフの強い意思で、用意した食材をすべて引き取って急遽大学に戻り、調理実習室で「究極のカレー」をみんなで作って食べました。

☞興味深かったことをいくつか。調理実習のキッチンが6つあったので、6つのグループに別れてカレーを作りましたが、まったく同じ材料でありながら、料理する者の個性やチームワークによって、ほとんど違う料理と言えるほどのバリエーションが生まれたことです。改めて、料理人の意識や気持ちやチームの雰囲気が料理に与える影響力の大きさを実感しました。

私はいつも経験していることですが、質の高い食材で作った料理を食べると、急速に体温が上がって汗だくになります。ふと横を見ると、案の定、学生たちもみんな汗だくになっていたのがおかしいくらいでした。必ずしもあたたかい料理や、辛い料理でなくても同じ現象が起こるのですが、これは恐らく、ハイオクガソリンを給油したような状態なのではないかと想像しています。燃焼効率が高くエネルギーが大量に生じる一方で、エンジン(体)への負担が少ないだけでなく、すぐに燃え尽きるために多く食べても太りません。私は、量を管理してダイエットをするくらいなら食材の質を圧倒的に上げた方が良いと思っています。効果はゆっくり生じますが、無理なく、確実に減量でき、リバウンドがありません。

おいしい料理はほんとうに食が進みます。みんな過去の野外炊飯のときとは食べる量がまるで違っていました。例年野外炊飯の後は残り物が大量に生じるものですが今回はほとんど残りません。持ち帰り希望者も多く、食材も含めて一切がなくなってしまいました。食材の質の違いに驚きながら楽しそうに食べる学生の姿を見るのは嬉しいものです。やっぱり、おいしいものは誰もがちゃんとおいしいと分るのです。

みなさん、お疲れさまでした。

【樋口耕太郎】

なぜ私たちが食に関心を持つのか、おいしいレジスタンスを参照下さい。

ころもはカリッと!中はしっとり!で、肉汁を逃さずに仕上げるチキンカツです。
無添加甘酢らっきょうの酸味でさっぱりとしたタルタルソースをたっぷりかけて
いただきます。有機キャベツの千切りも御一緒に。

【末金典子】


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☞今晩は麗王(れお)にて、次世代金融講座第22期の懇親会。過去の★★★メニューの中から、選りすぐりのメニューを手作りでお出しすることにしています。以下にご紹介するレシピの分量はいつも通り私たちの2人分。写真はその1人前で、鶏肉300g、有機無農薬龍の瞳のごはん1合をおつけしています。中にはこのボリュームを見て「とても食べられない」とおっしゃる方もいらっしゃいますが、一口食べたら最後、みんなきれいに平らげてしまいます。いつも思うのですが、体が喜ぶ、美味しいものは、たくさん食べても体に負担がかからず、太らず、燃焼効率が良いために、すぐお腹が空いてくるようなのです。

タルタルソース:
宮城農園のEM有精卵(2個)をゆで卵にして粗みじん切りにします。有機ピーマン(1/2個)、有機たまねぎ(1/8個・約40g)、無添加らっきょうの甘酢漬け(6個)、有機パセリ(2/3本)をみじん切りにして、ボールに入れて、有機レモン汁(小2)、無添加有精卵マヨネーズ(大8)、伊平屋島の塩(少々)、有機粗挽きこしょう(少々)を加えて混ぜ合わせます。

ジューシーチキンカツ:
宮崎県産無投薬刀根鶏むね肉(大2・約600g)を室温に戻しておきます(揚げるときに中まで火が通りやすくするためです)。余分な脂を除いて、包丁の背で両面を軽くたたいて繊維を断ちます。肉がやわらかくなったら、伊平屋の塩夢寿美(えんむすび)の塩有機粗挽きこしょうを両面にふります。

ムソーの有機小麦粉(適量)をふるいにかけて、鶏肉にたっぷりまぶし、軽くはたいて全体に薄くまんべんなくつけます。溶いた宮城農園のEM有精卵(1個分)にくぐらせ、岩手県産南部小麦で作った無添加生パン粉(適量)をふんわり軽く握るようにしてつけます。

揚げものは油の質がとても重要です。鍋にオーサワの一番搾り菜種油をたっぷり入れて熱し、鶏肉を入れます。弱めの中火で温度を一定に保って、途中でさわらずに6〜7分揚げ八分通りに火を通します。バットに上げて3〜5分おき、余熱で火を通ししてできあがり。有機キャベツの千切りを添えて、タルタルソースをたっぷりかけて頂きます。

【樋口耕太郎】

なぜ私たちが食に関心を持つのか、おいしいレジスタンスを参照下さい。

骨付き肉を使っているから、おだしがしっかり出て、全体的にコクのある
味わいになります。お皿に盛ったら、濃いめの有機バルサミコ酢をかけて
いただくとより美味しいですよ~!

【末金典子】


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▶今晩のレシピも★★★、最高に美味しい料理に仕上がりました。オリーブオイルをたっぷり使いますが、世界最高品質のラウデミオ・フレスコバルディ・エキストラバージンオリーブオイルを惜しげもなく使うところがポイントのひとつ。少なくとも私たちの経験上、質のいい油はたくさんとっても全然太りません。長時間弱火で蒸し焼きにすると、有機オリーブオイル、有機にんにく、有機たまねぎ、有機白ワイン、手羽元の旨味がとろとろにとけて最高のソースになります。いつも通り分量は私たちの2人分です(写真はその半分)。長時間火にかけても料理がこげないル・クルーゼの鍋(26㎝)にたっぷり作りました。

宮崎県産無投薬刀根鶏の手羽元(10本)に伊平屋の塩夢寿美(えんむすび)の塩(小3/4)をすり込み、常温で30分置きます。有機たまねぎ(1個)は芯をつけたまま1/4に切ります。有機じゃがいも(小12個)は皮付きのままよく洗い、マッシュルーム(12個)は軸を切っておきます。

ル・クルーゼの鍋ラウデミオ・フレスコバルディ・エキストラバージンオリーブオイル(大2)を熱し、鶏の手羽元と有機にんにく(8片)を入れて焼きます。焼き色がついたら、有機たまねぎ、有機じゃがいも、マッッシュルームを加え、有機ローズマリー(適量)をのせます。残りのラウデミオ・フレスコバルディ・エキストラバージンオリーブオイル(大6)、有機白ワイン(大4)をまわしかけ、ふたをして弱火で(約30分)蒸し焼きにします。

③有機じゃがいもがやわらかくなったら、伊平屋の塩夢寿美(えんむすび)の塩有機粗挽きこしょう(各分量外)を少々ふって器に盛りつけ、最高級のホワイトバルサミコ・ディ・モデナ・ビオをかけて頂きます。写真右上に少し写っているのがそれですが、先日友人からの頂きものを料理に合わせてみました。こんな上品な有機バルサミコ酢は初めてです。

【樋口耕太郎】

なぜ私たちが食に関心を持つのか、おいしいレジスタンスを参照下さい。

今日は麗王での樋口の次世代金融講座上級の方々の懇親会。
自然農法しょうが、有機にんにくともに相性のいい無投薬刀根鶏と合わせて、
食欲をそそる香りとお味で、ガッツリと召し上がっていただきます。
風味のいいたれがたっぷりと、無投薬刀根鶏の揚げどりにジュワーッとしみて
美味しいんですよ~。

【末金典子】


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▶私たちが強くお勧めする★★★のお料理は、レシピを省略せずにご紹介することにしています。材料は私たちの2人前の分量(恐らく普通の人が食べる倍の量)なのですが、よい素材に妥協せずに作った料理はおいしくたくさん食べられ、不思議なことに太りません。

今日は次世代金融講座(上級講座)の懇親会。これまで20人分を超える料理を作ることもありましたので、ガスコンロだけでは火力が足りず、以前はIHの電気コンロも併用していました。比べてみるとはっきりするのですが、同じ分量、同じ材料、同じレシピを、同じタイミングで料理すると、何度試してもIHのコンロで作った料理はどこかべたついた感じで水っぽく、ガスコンロで作った料理ほどは美味しくし上がらないのです。

科学的な理屈は分りませんが、文学的に?表現すれば、IHは扉のない電子レンジのようなものではないのでしょうか?分子を電気的に揺さぶって加熱するときに、素材の細胞も壊してしまうのではないかと勝手に想像しています。電器メーカーがどれほど宣伝しようと、美味しくないものに納得はできません。そんな訳で、私たちはいまはもっぱらガスコンロ派です。本当は薪で料理をすると、もっと美味しいのだろうと思います。野外炊飯が美味しく感じるのは本当に美味しくできているからなのでしょう。

宮崎県産無投薬刀根鶏もも肉(大2枚約600g)の余計な油を包丁でとり除いてから下味にもみ込みます。

下味: 有機しょうがすりおろし(小2)
有機にんにくすりおろし(小2)
純米酒(大2)
有機しょうゆ(大2)

有機レタス(4枚程度)は一口大に手でちぎって冷水につけ、ぱりっとさせて水気をよく切ります。

フライパンで約170度の中温に熱したオーサワの一番搾り菜種油に、下味に漬けた鶏肉の汁気を切り、片栗粉を薄くまぶして入れます。こんがり揚げ色がついてカリッとしたらできあがり。

器にレタスを盛り、お肉をのせて、香味だれをかけて頂きます。オリジナルのレシピは一口大に切ってから揚げるとのことでしたが、私たちは一枚肉のまま揚げて、お皿でナイフで切りながら頂きます。その方がお肉のジューシーさがより楽しめると思うのです。

香味だれ: 有機長ねぎのみじん切り(大2)
有機しょうがのみじん切り(小2)
有機にんにくのみじん切り(小2)
粗糖(甘糖太陽)(大2)
有機しょうゆ(大2)
美濃有機純米酢(大2)
ミネラルウォーター(大2)
マルホンの太香ごま油(大1)

【樋口耕太郎】

なぜ私たちが食に関心を持つのか、おいしいレジスタンスを参照下さい。

ナチュラルビーフと紅豚合挽き肉のハンバーグを、有機とんかつソースと
有機ケチャップと粗糖としめじのたっぷりソースで煮込みます。

【末金典子】


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▶私たちがお勧めする★★★のお料理は、レシピを省略せずにご紹介することにしています。材料は私たちの2人前の分量(恐らく普通の人が食べる倍の量)なのですが、よい素材に妥協せずに作った料理はおいしくたくさん食べられ、不思議なことに太りません。この量を人にお出しすると、はじめはほとんどの人が「食べきれない」とおっしゃるのですが、結局残される方はほどんどいらっしゃいません。

念のために、大は大さじ(15cc)、小は小さじ(5cc)の意味です。

▶ボウルに、有機たまねぎのみじん切り(1/2個)、ニュージーランド産のオーシャンビーフ沖縄県産紅豚をフードプロセッサーでミンチにした合い挽き肉(400g)、岩手県産南部小麦で作った無添加パン粉(大4)、宮城農園のEM有精卵(1)、宮平乳業の低温殺菌牛乳(大4)、伊平屋の塩夢寿美(えんむすび)の塩(少々)、有機粗挽きこしょう(少々)、ナツメグ(少々)を入れてよく練ります。

ハンバーグは、豚肉と牛肉の合い挽き肉で作ることが一般的ですが、市販のミンチ肉は油身が多く(特に豚肉)、どのような肉から作られているのか不安でもありますので、安価な細切れ肉や角切り肉をフードプロセッサーでミンチして使うことがあります。オーシャンビーフはミンチ用に取り寄せて冷凍しておいたステーキ角切り肉を解凍して使いました。

パン粉、牛乳、卵、塩、こしょうなど、「見えない素材」を丁寧に選ぶと、最終的な仕上がりがまるで違います。特にパン粉はスーパーで一般に販売されているものは添加物が入っていることが多くお勧めできません。国内産小麦のパンから作られた無添加のものをお勧めします。沖縄のスーパーでは販売しているのを見たことがないので、私たちはいつもオイシックス経由で取り寄せます。

ハンバーグのたねを2等分し、右手と左手で投げあって空気を抜いて成形します。オールクラッドのフライパンにオーサワの一番搾り菜種油を熱し、両面をこんがり焼きます。有機赤ワインを入れてフタをして弱火で2分焼きます。

いしづきを切って小分けにしたしめじと、ソース(有機トンカツソース(大4)、デルモンテ有機トマトケチャップ(大4)、粗糖(小4)、ミネラルウォーター(100cc))を入れ、フタをして弱火でさらに2分煮込みます。

器に盛って、有機プチトマト(8個)と有機レタス(少々)を添えてできあがり。

▶今日の飲み物はミネラルウォーター。私たちは、もっとも硬い(硬水)と言われているコントレックスを愛飲しています。ミネラル分を多く含んでいる硬水は確かに飲みにくいのですが、馴れてくると軟水の方がなんだか味気なく感じるくらいです。

【樋口耕太郎】

なぜ私たちが食に関心を持つのか、おいしいレジスタンスを参照下さい。

東南アジアの蒸し鶏ご飯を、土鍋で炊いてみました。
無投薬刀根鶏を一緒に炊くから、ご飯ももっちり、おいしさもアップします。
本場では蒸し汁で炊くご飯を、有機ジャスミンティーにチェンジし、
風味のよいご飯に仕上げます。

【末金典子】


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▶昨年末からスタートした【今日なに食べた?】シリーズは既に55回目。そのうち★★★は今回のタイ風蒸し鶏ごはんで8つ目です。毎日の料理のレシピは、多くの候補の中から写真と材料と料理方法と料理人をみて、私たちが「おいしそう!」「食べてみたい!」と思うものを選んでいますが、実際に作ってみるまではほんとうの価値は分らないものです。★★★料理は私たちが実際に作って、食べて、楽しんで、特に美味しいと思っただけでなく、ぜひ誰か他の人にご馳走したいと感じるレシピであることを基準にしています。『次世代金融講座』でも、いつも私たちの手料理で懇親会を開催するのですが、いつも★★★メニューの中から選別しているのです。

▶私たちが強くお勧めする★★★のお料理は、レシピを省略せずにご紹介することにします。材料は私たちの2人前の分量(恐らく普通の人が食べる倍の量)です。

宮崎県産無投薬刀根鶏もも肉(400g)に、伊平屋島の塩(小1強)、有機ブラック・ペッパー(パウダー)(適量)、有機にんにくすりおろし(小1/3)をもみ込みます。
ハリオの土鍋に、磨いだ龍の瞳(2合)を入れて、有機しょうが(10g)の千切りと①をのせ、有機ジャスミン茶(360cc)を入れて炊きます。
③小鍋に有機しょうゆ(大2)、メガシェフの無添加オイスターソース(大1)、粗糖(甘糖太陽)(大1)、水(大3)を入れて火にかけます。ひと煮立ちしたら、片栗粉(小1/2)を水(小1/2)で溶いてから混ぜ、とろみをつけます。
④ボウルに、有機きゅうりの長め乱切り(1/2本)、ヘタを除いて半分にカットした有機ミニトマト(6個)、手で一口大にちぎった有機レタス(1枚)、ざく切りにした香菜(2、3株)、伊平屋島の塩(適量)、有機レモン果汁(適量)を入れ、軽く混ぜます。
⑤②が炊きあがったら、鶏肉を取り出し、食べやすい大きさに切ります。器にごはんを盛り、鶏肉をのせ、④を盛り合わせます。③のタレを鶏肉にかけてできあがり。

▶私が考える料理のポイントは、鶏肉の皮下脂肪をキチンと取り除くこと(食感と食後感がずいぶん違います)、可能であればぜひ土鍋で炊いて頂きたいこと、有機ジャスミン茶はペットボトルではなく煮だしにこだわって頂きたいこと(ペットボトルのお茶にはアスコルビン酸が添加されていて、煮だしのお茶とは味がまったく違います)、炊き込み料理でもごはんの質に妥協しないこと、付け合せ(サラダ)の材料の組み合わせをできるだけ自己流にしないこと、でしょうか。

【樋口耕太郎】

なぜ私たちが食に関心を持つのか、おいしいレジスタンスを参照下さい。

無投薬尾崎牛を純米酒や有機醤油、無添加塩漬け実山椒で煮てから、
昆布とかつおのおだしでのばします。

【末金典子】


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▶「ミセス」1月号から、料理研究家河村みち子さんのレシピです。私たちは毎月およそ50種類の雑誌に目を通しますが、その中から「これは」と思う書評や商品やサービスや記事やレシピをストックして、生活、事業、学習、教育、研究など、さまざまなことに活用しています。その中でも、「ミセス」のレシピは繊細で深さがあって、勉強になります。レシピに指定されている微妙な手順が料理のうまさを引き立てるカギになっていますので、今日は材料4人前(といっても、私たちの2人前ですが)のレシピを省略せずにご紹介します。

宮﨑産の無投薬尾崎牛の切り落とし肉(200g)を食べやすい大きさに切って、70度のお湯でピンク色になるまで加熱し、水気を切ります。
オイシックスから取り寄せた、九州産フクユタカ大豆100%使用絹こし豆腐(2丁)をそれぞれ8等分に切ります。
ル・クルーゼの鍋に純米酒(大さじ2)を煮立たせ、タカラの有機本みりん(大さじ2)、播磨屋本店の化学調味料無添加薄口しょうゆ(大さじ2)、有機しょうゆ(大さじ2)、①、飛騨高山の実山椒(塩漬け)(小さじ1)を加えて2〜3分煮ます。
昆布と鰹節でとっただし汁(3カップ)を加えて、煮立ったら②を加え、再び煮立ったら味をみて、足りなければ、伊平屋の塩(垢抜けないウェブサイトですがご注文はこちらです)、粗糖(甘糖太陽)で味を調えます。
④器に③を盛り、有機長ねぎを天盛りにしてできあがり。

*  *  *

*播磨屋本店は美味しいおかきで全国的に有名(おすすめです)ですが、代表の播磨屋助次郎氏の強烈な個性でも知られています。ウェブサイトは彼の哲学が満載で、初めて見るとびっくりする人も多いと思います。彼の主張は別にして、私たちは、播磨屋氏の自分の信念を恐れずに口にする勇気と、噓のない製品を誠実に製造し続けている事業姿勢に共感しています。

▶牛肉をいったん茹でて水を捨てるのは、旨味が逃げてしまってもったいないと感じるかも知れないのですが、これは昆布と鰹の繊細な旨味を(肉のダシと混ぜずに)活かすためだと思います。この牛肉を純米酒、有機本みりん、薄口しょうゆ、有機しょうゆ、実山椒と一緒に煮ることでしっかりと味をつける一方、昆布と鰹のだし汁を加えた後、絹ごし豆腐を最後に加えるのは、お肉にはしっかり、豆腐にはあっさりした味つけをするためでしょう。薄口で繊細な昆布と鰹だし汁を基調とし、牛肉味わいにアクセントを残しながらも、だしでのばして全体のバランスをとる。この微妙で繊細な気遣いにはしびれました。インパクトのある濃い味を楽しむ料理とは対極の、薄口の中で微妙な味の変化を楽しむレシピです。

【樋口耕太郎】

なぜ私たちが食に関心を持つのか、おいしいレジスタンスを参照下さい。